不平不満があったとき、あなたはどんな態度を取っていますか。
素直に現実を受け止めて反省する人もいれば、心が折れて、ふてくされる人もいるでしょう。
「もう何もかも嫌だ!」
「どうせうまくいかない」
「もう手遅れだね」
「もうやる気がなくなった」
「どうせ私はダメ人間ですよね」
人に注意を受けたり、嫌なことが立て続けにあったりすると、何もかもが嫌になってふてくされたくなるでしょう。
幼い子どものように、すねたくなる。
反抗的な態度になったり、投げやりに振る舞ったりしてしまう。
中にはストレスが爆発して、やけを起こす人もいるかもしれません。
しかし、不平不満に直面したときこそ、正念場です。
そんなときは、こう考えてください。
「ふてくされないだけで、1つの達成になる」と。
なぜふてくされないだけで、達成になるのか。
普通は嫌なことがあれば、感情を耐えきれず、ふてくされてしまいます。
にもかかわらず、ふてくされることなく、前向きでいることができました。
心が折れることなく、理性と自制心を保てました。
感情をコントロールして、やけを起こしませんでした。
だから、達成です。
荒ぶる感情を、理性で抑えることができたのです。
特別な成果物はありませんが「ふてくされなかった」という事実だけで、素晴らしい達成です。
ふてくされないことを1つの達成として受け止めれば、上手にストレスを処理できるようになります。
普段からふてくされやすい人は、特に要注意です。
ささいなことでふてくされていると、感情のコントロールが未熟に見えてしまいます。
あなたは今、何らかの不平不満に直面しているところかもしれません。
その瞬間です。
どうかふてくされず、理性と自制心を保ってください。
感情のコントロールを心がけましょう。
人から注意を受けたら、反抗的な態度を取らず、素直に受け止めましょう。
自分が悪いなら、素直に謝り、振る舞いを改めましょう。
不快なことがあっても、投げやりな振る舞いをせず、きちんと前向きに頑張りましょう。
素直な人は、成長できる人です。
マイナスをプラスに変えることができるため、どんどん成長の糧に変えていけます。
ふてくされずに頑張っていれば、いいことが起こるのです。