履歴書の中には、本人希望の欄が設けられているものがあります。
まず、強い希望があれば、きちんと書いておきましょう。
勤務地・職種・仕事時間など、重要な都合もあるでしょう。
子育て・介護・持病など、都合がある場合は、早い段階できちんと話しておくことが大切です。
企業側としても、あらかじめ応募者の希望を伺うことで、採用を検討しやすくなります。
しかし、中には、書きにくい項目があるのもたしかです。
たとえば、給与です。
やはり誰でも「給与はできるだけ多いほうが嬉しい」という本音があるでしょう。
ただ、露骨に「できるだけたくさん欲しい」と書くのは、印象がよくないため、得策ではありません。
本音であっても、悪い印象になる書き方は避けたほうが無難です。
では、どう書くのがふさわしいか。
「基準を伺ってからお答えします」と書くようにしましょう。
具体的な話は、面接で話し合いながら決める、という考え方です。
柔らかい言い方を心がけることで、採用担当者としても、できるだけ叶えようと検討してくれるでしょう。
特に希望がなければ、シンプルに「貴社の規定に準じます」という書き方でもかまいません。