執筆者:水口貴博

つらい就職活動を乗り切る30の心得

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夢とは、いわば、方向。本当の生きがいを感じる道。

夢とは、いわば、方向。本当の生きがいを感じる道。 | つらい就職活動を乗り切る30の心得

あなたには、夢がありますか。

夢とは、いわば方向です。

「夢があります」という状態は「この方向に進みたい」ということです。

最初は、抽象的でもかまいません。

人生で歩むべき方向がわかれば「ひとまずこちらに進もう」とわかり、歩み始められます。

しかし、夢がなければどうなるでしょうか。

それでも人生は前に進まなければいけないわけですが、たいていこういうときの道のパターンは、3つです。

肩書・安定・お金のどれかなのです。

「できるだけ有名に進む」

「できるだけ安定したところに進む」

「できるだけたくさん稼げるところに進む」

もちろん一時的にはいいのかもしれませんが、しばらくすると、自分の生き方に疑問を抱き始めるでしょう。

ふとした拍子に「本当にこの道でいいのか」と、不安になる場面があるはずです。

夢ではなく、あくまで一時的に設定した道であるため、心から生きがいを感じるのは難しいのです。

人生では、夢を持つことが大切です。

人から笑われてもかまわない。

人からどう思われてもかまわない。

「自分はこれがやりたい」という夢を、1つでいいから持ちましょう。

夢が1つあるだけで「こちらに進めばいい」という方向がわかります。

その方向に進めば、本当の生きがいを感じることができ、人生に充実感が生まれます。

時には困難もあるでしょうが、夢につながる道なら、根気と集中で乗り越えられるでしょう。

情熱を注げる何かを見つけ、それに自分の持てる力をすべて集中して注ぎ込めることは、素晴らしいことです。

自分らしい道とは、自分らしく生きられる道です。

夢を見つけ、自分らしく生きる道を見つけましょう。

つらい就職活動を乗り切る心得(21)
  • 夢を持って、本当の生きがいを感じる道を見つける。
新聞を丹念に読むのが苦手な人は、ビジネス誌。

つらい就職活動を乗り切る30の心得

  1. 就職活動をしなければいけないと思うから、苦しい。
    就職活動をしようと思えば、楽しくなる。
  2. 軸になる考え方を持つ人は、就職活動に強い。
  3. 「早めの対策」という指針を持つことも、早めの対策。
  4. 就職活動の最新情報にも、目を光らせる。
  5. 就職したい気持ちだけでは採用されない。
    採用に必要なのは、就職に向けた行動。
  6. 資料請求にも、自己PRのチャンスが眠っている。
  7. 「どちらが、より礼儀正しいか」という判断基準で考えれば、適切な選択が見えてくる。
  8. 情報化社会になった今、ITやパソコンをまったく使えないのは致命的。
  9. 手帳選びを間違えれば、就職活動に悪影響が及ぶ可能性もある。
  10. 参加できなかった予定は、消すより、二重線。
  11. 就職活動に疲れているであろう未来の自分を、励ます方法。
  12. 業界用語も、できるだけ普段から使い慣れておく。
  13. 「自分にできるだろうか」という自問自答はいいが、相談は不毛。
  14. OB・OG訪問や面接が夕方以降になる場合、準備しておきたいこと。
  15. 本来、本気なら、ためらいはない。
  16. 学生時代の討論会で、経験値を上げよう。
  17. 日頃のこまめなメモの習慣が、いざというときに役立つ。
  18. エントリーする企業は、多ければ多いほどいいのか。
  19. 必要ないと思っても、テレホンカード1枚くらいは持ちたい。
  20. 学歴が乏しければ、別の点で補えばいい。
  21. 夢とは、いわば、方向。
    本当の生きがいを感じる道。
  22. 新聞を丹念に読むのが苦手な人は、ビジネス誌。
  23. 昨日なかった求人が、今日はあるかもしれない。
  24. 面接中に出された飲み物は、飲んでもいいのか。
  25. 1日3社の面接は最終手段。
    1日2社までが現実的。
  26. 面接を何社も受けているうちに、気持ちが冷めてきたとき。
  27. 注目すべきは、落ちた数より通過した数。
  28. 内定を辞退する際、理由は正直に言ったほうがいいのか。
  29. 嬉しそうな声で、内定を辞退しない。
  30. 内定前も内定後も入社後も、常に必要なのは、自分磨き。

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