就職活動に失敗する人は、自己分析が中途半端です。
「意味がない」「面倒」「必要ない」などの言い訳をして、いきなり企業研究をしようとします。
早く結果を出したいため、自己分析をきちんとしません。
たとえ自己分析をしたとしても、中途半端。
応募するために、いきなりエントリーシートや履歴書を書こうとするのですが、つまずくのは、自己PRや志望動機。
自己分析がきちんとできていないと、適切な内容が書けません。
仕方なく就職対策本の回答例を参考に書きますが、自分をよくわかっていないため、借りてきたような表現が目立ちます。
企業の利益に貢献できる説明も抽象的で、アピールする力が弱いのです。
こんな状態で内定をもらうほうが、奇跡です。
当然ですが、就職活動が難航するのです。
一方、就職活動に成功する人は、自己分析が入念です。
手間暇もかかって大変ですが、今後の就職活動の成り行きを決める重要な作業。
自分の過去を振り返り、自分の特徴や強みや弱みなどを把握します。
しっかり自己分析をして自分を把握できれば、自分に合った業界や企業を選べます。
自己PRや志望動機も、自分の特徴を土台にしたアピールになっているため、採用担当者を引きつける話ができます。
自己分析をしたおかげで、内容も具体的になるのです。