面接官の質問に対して、あなたは返事をします。
その返事には「たとえば」が含まれているでしょうか。
面接官の質問に対する返事には、できるだけ「たとえば」を含めるようにしましょう。
「たとえば」が含まれると、話がわかりやすくなるだけでなく、説得力も生まれます。
一例として、面接官から「どんな仕事をしたいのか」と聞かれたとします。
「たとえば」がない返事は、次のようになるでしょう。
「はい。企画に関わる仕事をしたいと考えています。新しいことを考えるのは昔から好きなので、うまくできると思います」
話はわかりますが、表面的な内容で、いまいち具体的なイメージがつかめません。
ありきたりな返事で、面接官の印象にも残りにくいでしょう。
次に「たとえば」がある例を見てみましょう。
「はい。企画に関わる仕事をしたいです。私は昔から新しいことを考えるのが好きです。たとえば、キャッチコピーなら、1日で100案は考える自信があります」
「たとえば」が含まれるだけで、話を具体的にイメージしやすくなりましたね。
具体的な事例や数字を含めることで、企画に対する意気込みも伝わりやすくなりました。
ちょっとしたコツをつかむだけで、返事のテクニックは向上できます。
具体的な返事が要求される質問では、できるだけ「たとえば」を含めた返事を心がけましょう。