企業に電話をするとき、元気のない声になっていませんか。
小さく弱々しい声で、こんな一言があるとします。
「○○大学の○○と申します。面接に不明点があり、お電話させていただきました。ただ今、お時間、よろしいでしょうか」
いくら言葉遣いが整っていても、元気のない声では印象がよくありません。
電話は、相手の姿が見えないからこそ、声が重要視されます。
声の様子によって、相手の人間性や人物像を想像するのです。
採用担当者は「不健康そうだな」「やる気がなさそうだ」など、ネガティブな印象を抱くでしょう。
元気のない声は、マナー違反ではありませんが、よい印象ではないのです。
電話をかけるときは、マナーだけでなく、声の質も大切です。
心がけたいのは、元気のある声です。
明るくてはきはきとした、張りのある声を心がけましょう。
元気のある声なら、エネルギッシュであることが伝わります。
特に感謝の言葉を述べるときは、さらに1オクターブ高い声を意識すれば、より好印象が伝わります。
もし眠かったり疲れていたりして、元気のある声を出しにくければ、少し休憩してから電話します。
電話をかける際は、あらかじめテンションを少し上げておくといいでしょう。
声の質を高めることで、姿は見えなくても、活力にあふれる様子を伝えることができるのです。