執筆者:水口貴博

面接で好印象になる30の話し方

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大げさな副詞の使いすぎには、要注意。

大げさな副詞の使いすぎには、要注意。 | 面接で好印象になる30の話し方

面接での受け答えには、意欲や熱意が伝わりやすい言葉を選ぶことが大切です。

「できるだけ力強い言葉を使って、採用担当者の印象に残るような言葉にしたい」

そう思うとき、多くの人が陥りやすい過ちがあります。

大げさな副詞の使いすぎです。

意欲や熱意を少しでも強調して伝えようと考えたとき、多くの人が、大げさな副詞を使いすぎる傾向があります。

「私は、とても社交的で、人付き合いには非常に自信があります」

「私は、御社の商品に大変強い興味を抱き、志願いたしました」

「絶対、御社の売り上げに貢献いたします」

いかがでしょうか。

「とても」「非常に」「大変」「必ず」「絶対」などの大げさな副詞は、少しうるさく感じませんか。

言葉は、大げさな副詞を使いすぎると、かえって軽く感じる特徴があります。

必死に強調する様子から「何か裏があるのではないか」という不信感が生まれるのです。

言葉を強調すればいいわけではありません。

「ここだけは強調したい」という点に絞って適度に使う分にはいいのですが、使いすぎには注意が必要です。

大げさな副詞は、使いすぎないことです。

上記の例を、大げさな副詞を省いて言い換えると、次のようになります。

「私は社交的で、人付き合いには自信があります」

「私は、御社の商品に強い興味を抱き、志願いたしました」

「御社の売り上げに貢献いたします」

副詞で強調しないことで、言葉が聞きやすくなりました。

言葉がすっきりした分、言葉も頭にすっと入ってくるようになります。

このほうが、信頼が持たれ、面接官に好印象なのです。

面接で好印象になる話し方(17)
  • 大げさな副詞の使いすぎには、注意する。
あなたの返事には「たとえば」が含まれているか。

面接で好印象になる30の話し方

  1. コミュニケーション能力の基本とは。
  2. 書く練習は、話す練習にもなる。
  3. 嘘はNG。
    誇張はOK。
  4. 敬語を知っていると話せるは、別。
  5. 頼りない前置きは、避けたほうがいい。
  6. くどい話は不要。
    常に結論から話そう。
  7. 難しい言葉や表現は、使わない。
  8. 語尾をはっきり言い切るから、言葉もはっきり伝わる。
  9. 話すスピードが、早すぎないか。
  10. 「はい」は、最も気持ちのいい返事。
  11. 即答できる質問でも、即答しないほうがいい。
  12. 返事は、即答より内容を重視。
  13. 復唱してから答えると、印象がよくなる。
  14. 面接で、無理に笑いを誘うのは、避けたほうがいい。
  15. 小さな声より、大きな声。
  16. 元気のない声は、マナー違反ではないが、よい印象ではない。
  17. 大げさな副詞の使いすぎには、要注意。
  18. あなたの返事には「たとえば」が含まれているか。
  19. きれいな回答でも、定番では印象に残らない。
  20. 抽象的な表現は、できるだけ使わない。
  21. 現在進行形で締めくくると、言葉が強調される。
  22. 意欲や熱意とは、お願いの強さではない。
  23. 感情を込めて話す。
    ただし、過度には注意。
  24. 同じ意味でも、できるだけ印象的な表現を使う。
  25. なぜ、発言が棒読みになるのか。
  26. 相槌は、打たない人より打つ人のほうが、賢く見える。
  27. 吃音症のため、話し方に自信がない。
    どう対応すればいいか。
  28. うっかり質問を聞き逃したとき。
  29. 意味のないつなぎの言葉は、もはや雑音。
  30. 質問するときは、質問内容に注意。

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