執筆者:水口貴博

聞き上手になる30の方法

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話のしっぽを繰り返すだけで、聞き上手になれる。

話のしっぽを繰り返すだけで、聞き上手になれる。 | 聞き上手になる30の方法

誰でもできる簡単な聞き上手になる方法があります。

相手の話のしっぽを繰り返すことです。

簡単ですから、あなたはこれですぐ聞き上手になれます。

たとえば、次のような会話です。

Aさん「昨日、友人と一緒に花火を見に行ったんだよ」。

Bさん「花火を見に行ったんだ」。

Aさん「お母さんと一緒にお料理教室に通うことにしたんだ」。

Bさん「お料理教室に行ってるんだね」。

Aさん「最近、夜食を減らしたから、少し痩せた気がするの」。

Bさん「そういえば、少し痩せたね」。

こうした具合に、相手の話のしっぽを繰り返します。

すると相手は「きちんと話を聞いてもらっている」と理解し、途切れることなく話を続けることができるのです。

「相手の話にうまくコメントを言おう」と考えると、会話が疲れます。

たしかに上手なコメントを返すことも大切です。

しかし、相手の話のしっぽを繰り返していくだけで、上手なコメントを述べていることになるのです。

むやみに自分の思っていることを言ってしまうと、相手の気分を害してしまうことさえあります。

相手の気持ちに同調する聞き方のほうが、お互いにとって、よい会話になります。

聞き上手になる方法(13)
  • 話のしっぽを、繰り返す。
あなたの理解力は、あなたの傷ついた経験に比例する。

聞き上手になる30の方法

  1. 人間関係を向上させる一番のコツは、聞き上手になること。
  2. 話をしすぎて嫌われることはあっても、話を聞きすぎて嫌われることはない。
  3. 理解する人が、理解される。
  4. 話が「聞こえる」ではなく、話を「聞く」という態度を取る。
  5. 「聞く」という態度には、相槌を打てばいい。
  6. バリエーションのある相槌を打とう。
  7. 「面白いですね」と言えば、どんどん話が進んでいく。
  8. 自分に置き換えて考えてみると、どんな話にもついていけるようになる。
  9. 「苦しそうですね」を「元気にいきましょうよ」に言い換えよう。
  10. 相手の話を、折らない。
  11. メモを取りながら聞くことで、よい印象を持ってもらえる。
  12. 話は「耳」で聞く。
    理解は「心」で感じる。
  13. 話のしっぽを繰り返すだけで、聞き上手になれる。
  14. あなたの理解力は、あなたの傷ついた経験に比例する。
  15. 話す人は、成長させる人。
    聞く人は、成長する人。
  16. 相手の年齢は聞かない。
  17. 話を聞けば聞くほど、人生の失敗を未然に防ぐことができる。
  18. 悪口を言う人とは、付き合わないようにする。
  19. 話の内容に応じた表情で、話を聞く。
  20. 相手の話を否定しないだけで、あなたの好感度は大幅に向上する。
  21. すべての人の、すべての会話は、挨拶から始めるだけでいい。
  22. 聞くことは、癒すこと。
  23. 「大変だったでしょう」と同感されると、心から軽くなれる。
  24. 質問をすることで、話を盛り上げることができる。
  25. 言葉になったメッセージ、言葉にならないメッセージまで感じ取る。
  26. 口うるさい人へは、聞き手に回ればいい。
  27. 価値観の違う人の話ほど、しっかり話を聞く。
  28. 目には、言葉以上に強い印象がある。
  29. 何でも「Yes」と答えると信用を失う。
    嫌なことは「No」と言える人が信用される。
  30. 本を読める人は、人の話も聞ける人。

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