執筆者:水口貴博

聞き上手になる30の方法

25

言葉になったメッセージ、言葉にならないメッセージまで感じ取る。

言葉になったメッセージ、言葉にならないメッセージまで感じ取る。 | 聞き上手になる30の方法

メッセージには、2種類あります。

「言葉になっているメッセージ」と「言葉にならないメッセージ」です。

言葉になっているメッセージは、一般的に耳で聞き取ります。

相手が言っていることをそのまま聞くだけでかまいませんから、簡単です。

しかし、コミュニケーションには言葉にならない、あるいは言葉にできないメッセージもあることを心に留めていてください。

むしろ言葉にならないメッセージのほうが、相手の本心であることがあります。

特に感謝や喜び、嬉しさなど、人の心に直接関係した感動は、どうにも言葉にはできません。

オリンピック選手が念願の金メダルを取ったとき「嬉しくて言葉にできません」といったことは、まさに感動だからです。

しかし、言葉にならないメッセージは、口からではなく、表情から表れるのが特徴です。

口に出せなくても、表情に出てしまうのが、人間の良いところです。

言葉ではどうにも表現できないことは、代わりにあなたの表情でしっかり表現することができているのです。

そんな素晴らしい表情をあなたは持っています。

相手の表情も感じ取っていくことで、心からのコミュニケーションができるようになります。

聞き上手な人は「耳」で聞き取るだけが上手なのではなく「表情」で感じ取ることも上手なのです。

聞き上手になる方法(25)
  • 言葉にならないメッセージは、表情で感じ取る。
口うるさい人へは、聞き手に回ればいい。

聞き上手になる30の方法

  1. 人間関係を向上させる一番のコツは、聞き上手になること。
  2. 話をしすぎて嫌われることはあっても、話を聞きすぎて嫌われることはない。
  3. 理解する人が、理解される。
  4. 話が「聞こえる」ではなく、話を「聞く」という態度を取る。
  5. 「聞く」という態度には、相槌を打てばいい。
  6. バリエーションのある相槌を打とう。
  7. 「面白いですね」と言えば、どんどん話が進んでいく。
  8. 自分に置き換えて考えてみると、どんな話にもついていけるようになる。
  9. 「苦しそうですね」を「元気にいきましょうよ」に言い換えよう。
  10. 相手の話を、折らない。
  11. メモを取りながら聞くことで、よい印象を持ってもらえる。
  12. 話は「耳」で聞く。
    理解は「心」で感じる。
  13. 話のしっぽを繰り返すだけで、聞き上手になれる。
  14. あなたの理解力は、あなたの傷ついた経験に比例する。
  15. 話す人は、成長させる人。
    聞く人は、成長する人。
  16. 相手の年齢は聞かない。
  17. 話を聞けば聞くほど、人生の失敗を未然に防ぐことができる。
  18. 悪口を言う人とは、付き合わないようにする。
  19. 話の内容に応じた表情で、話を聞く。
  20. 相手の話を否定しないだけで、あなたの好感度は大幅に向上する。
  21. すべての人の、すべての会話は、挨拶から始めるだけでいい。
  22. 聞くことは、癒すこと。
  23. 「大変だったでしょう」と同感されると、心から軽くなれる。
  24. 質問をすることで、話を盛り上げることができる。
  25. 言葉になったメッセージ、言葉にならないメッセージまで感じ取る。
  26. 口うるさい人へは、聞き手に回ればいい。
  27. 価値観の違う人の話ほど、しっかり話を聞く。
  28. 目には、言葉以上に強い印象がある。
  29. 何でも「Yes」と答えると信用を失う。
    嫌なことは「No」と言える人が信用される。
  30. 本を読める人は、人の話も聞ける人。

同じカテゴリーの作品

1:53

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION