好きな人からメッセージが届いたとき、すぐ返事をしたくないときがあります。
相手が嫌いだからではありません。
たまには放置したくなるもの。
疲れていたり元気がなかったりすると、いくら好きな人とはいえ、怠ける気持ちが出て、後回しにしたくなるでしょう。
いつもメッセージを気にしていると、自分の時間がなくなります。
そこで無難な嘘を言って、その場を取り繕います。
「ごめん。気づかなかった」
「ちょっと忙しくて、すぐ返事ができなかった」
メッセージが届いていても、あえて気づいていないふりをする。
しかし、それが疲れるもとです。
嘘を考えるのも、頭を使います。
1回や2回くらいならまだ大丈夫でも、10回も20回も続くと、嘘をついている自分も嫌になります。
「こういう嘘の芝居を、これからもずっと続けていかないといけないのか」と思うと、考えるだけで疲れます。
しかも無難な嘘は、意外と簡単にばれるものです。
あなたが無難な嘘を言えば、相手はすぐ察して、相手も、無難な嘘をつくようになります。
2人の関係が、だんだんもつれていくのです。
無難な嘘をつくくらいなら、正直に打ち明けたほうが楽です。
「ずっと縛られるのは疲れる。すぐ返信がなくても『嫌い』という意味ではないから、気にしないで」
本音であることが大切です。
本音であることが伝わると、相手の心を動かします。
相手があなたを大切にしているなら、快く了承してくれるでしょう。
その代わり、あなたも相手からすぐ返事がなくても、かっかしないことです。
強すぎる束縛は体力を使うため、長続きしません。
信頼関係を重視したうえで束縛を弱くするほうが、長く付き合えます。