執筆者:水口貴博

箸の使い方の30のマナー

28

割り箸の木くずを取るために、箸をこすり合わせない。

割り箸の木くずを取るために、箸をこすり合わせない。 | 箸の使い方の30のマナー

割り箸は、もともとつながっているものを割ってから使います。

この際、割ったときの木くずが残ってしまうことがあります。

木くずの状態によっては、鋭くて、食事をする際に、手元や口元をけがする可能性が出てくるのです。

木くずがあるようなら、割り箸を割った後、木くずを取らなければなりません。

こういうとき、箸同士をこすり合わせて取る人がいます。

この使い方はいけません。

割った箸同士をこすり合わせるのは「粗末で質の悪い箸」という意味になります。

もし木くずが気になる場合は、手を使って取るようにしましょう。

当たり前に取ればいいだけです。

鋭い木くずが指に刺さるとけがをしますから、木くずが刺さらないように丁寧に取ることが大切です。

取った木くずは、盆の上の隅に置いておきましょう。

箸の使い方のマナー(28)
  • 割り箸を割って木くずが気になったときは、手で取り除く。
口や器を使って、箸の先を揃えない。

箸の使い方の30のマナー

  1. 箸で人を指さない。
  2. 何を食べようかと、箸を皿の上で迷わせないこと。
  3. 箸で器を引き寄せないこと。
  4. 器の上に、箸を置かない。
  5. 箸で器を叩かない。
  6. 箸から箸へ、食べ物を渡してはいけない。
  7. 食べ物を、箸で突き刺さない。
  8. 一度箸で取ったものを、食べずに器に戻さない。
  9. 食べ物の汁を落としながら食べない。
  10. 吸い物の中身を、箸でかき回さない。
  11. 箸を使って器の中身を探らない。
  12. 吸い物の中で、箸を洗ってはいけない。
  13. 箸先をかじらない。
  14. 箸を持ったまま、おかわりをしない。
    おかわりをしたご飯を、すぐ食べない。
  15. 箸を振り回さない。
  16. ご飯に、箸を突き刺さない。
  17. 箸を使って、口の中いっぱいに食事を押し込まない。
  18. 箸を握らない。
  19. 拝むように、両手で箸を挟まない。
  20. 箸先を、なめない。
  21. 器に口をつけたまま、料理を箸でかき込まない。
  22. 大皿の料理を、自分の箸で取らない。
  23. 箸を、つまようじの代わりにしない。
  24. 2人一緒に、同じ器の料理を挟まない。
  25. 素材の異なる箸を、使ってはいけない。
  26. 箸を持ったまま、他の器を持たない。
  27. 箸を、スプーンのようには使わない。
  28. 割り箸の木くずを取るために、箸をこすり合わせない。
  29. 口や器を使って、箸の先を揃えない。
  30. 箸を、ナイフとフォークのようには使わない。

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