執筆者:水口貴博

箸の使い方の30のマナー

15

箸を振り回さない。

箸を振り回さない。 | 箸の使い方の30のマナー

会話が弾んだときには、手ぶりをしてわかりやすく話そうとすることがあります。

つい、指揮者のように棒を振り回してしまうのです。

指揮者が棒を振り回すのはよくても、食事中、箸を振り回すのはいけません。

西洋料理でも、ナイフやフォークを振り回してはいけませんが、和食でも同じです。

なぜいけないのか、言うまでもありませんね。

手が滑って、箸が飛んでしまったり、箸についている汚れが飛んでしまったりする場合があるからです。

箸先は鋭いので、うっかり相手の目に突き刺さっては大変です。

「まさか。そんなことあるはずがない」

そう思うかもしれませんが、事故は油断したときに起こります。

食事中に会話が弾めば、手元に注意です。

もし手ぶりをするときは、必ず箸を置いてからにしましょう。

箸の使い方のマナー(15)
  • 手ぶりをするときは、箸を置いてからにする。
ご飯に、箸を突き刺さない。

箸の使い方の30のマナー

  1. 箸で人を指さない。
  2. 何を食べようかと、箸を皿の上で迷わせないこと。
  3. 箸で器を引き寄せないこと。
  4. 器の上に、箸を置かない。
  5. 箸で器を叩かない。
  6. 箸から箸へ、食べ物を渡してはいけない。
  7. 食べ物を、箸で突き刺さない。
  8. 一度箸で取ったものを、食べずに器に戻さない。
  9. 食べ物の汁を落としながら食べない。
  10. 吸い物の中身を、箸でかき回さない。
  11. 箸を使って器の中身を探らない。
  12. 吸い物の中で、箸を洗ってはいけない。
  13. 箸先をかじらない。
  14. 箸を持ったまま、おかわりをしない。
    おかわりをしたご飯を、すぐ食べない。
  15. 箸を振り回さない。
  16. ご飯に、箸を突き刺さない。
  17. 箸を使って、口の中いっぱいに食事を押し込まない。
  18. 箸を握らない。
  19. 拝むように、両手で箸を挟まない。
  20. 箸先を、なめない。
  21. 器に口をつけたまま、料理を箸でかき込まない。
  22. 大皿の料理を、自分の箸で取らない。
  23. 箸を、つまようじの代わりにしない。
  24. 2人一緒に、同じ器の料理を挟まない。
  25. 素材の異なる箸を、使ってはいけない。
  26. 箸を持ったまま、他の器を持たない。
  27. 箸を、スプーンのようには使わない。
  28. 割り箸の木くずを取るために、箸をこすり合わせない。
  29. 口や器を使って、箸の先を揃えない。
  30. 箸を、ナイフとフォークのようには使わない。

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