会話が弾んだときには、手ぶりをしてわかりやすく話そうとすることがあります。
つい、指揮者のように棒を振り回してしまうのです。
指揮者が棒を振り回すのはよくても、食事中、箸を振り回すのはいけません。
西洋料理でも、ナイフやフォークを振り回してはいけませんが、和食でも同じです。
なぜいけないのか、言うまでもありませんね。
手が滑って、箸が飛んでしまったり、箸についている汚れが飛んでしまったりする場合があるからです。
箸先は鋭いので、うっかり相手の目に突き刺さっては大変です。
「まさか。そんなことあるはずがない」
そう思うかもしれませんが、事故は油断したときに起こります。
食事中に会話が弾めば、手元に注意です。
もし手ぶりをするときは、必ず箸を置いてからにしましょう。