私が初めて海外旅行に行ったのは、高校の卒業旅行でした。
高校時代、最も仲のよかった男友達と一緒に、ロサンゼルスとハワイを立て続けに行きました。
卒業旅行に海外へ行こうと思った理由は、3つあります。
高校3年のとき、国語の担当教師である稲田先生から「学生時代こそ、海外旅行をするベストタイミング」と言われました。
「社会人になったら仕事で忙しく、旅行に行く時間もお金もない」と言われた私は「そうだ。今がチャンスだ」と意気込みました。
尊敬する先生からのアドバイスでしたから、余計に強く影響を受けたこともあります。
そのとき、一番仲のよかった男友達「ヒサシ君」が、たまたま海外に興味を持っている人でした。
大学に進学したら英語を勉強して、アメリカ人の彼女を作ると、いつも言っていました。
ヒサシ君の面白いところは「英語を勉強してアメリカ人の彼女を作る」ではありません。
「アメリカ人の彼女を作るために、英語を勉強する」という人でした。
異性をモチベーションにすれば、学生時代は何でもできます。
そういう面白い男友達からの影響もありました。
やはり思春期です。
大きな思い出を作りたい思いから「卒業旅行は海外に行こう」と決心しました。
通常、海外旅行は、敷居が高いです。
しかし「今だ」と思ったときに行くのが一番です。
難しいことは考えない。
若いときには勢いがあります。
その勢いのままに、敷居が高い海外旅行をしてしまうのです。