ビュッフェスタイルは、食べ方が自由です。
どんな料理を、どんな順でも食べられます。
一般的な西洋料理と言えば、オードブルから始まり、メインディッシュ、最後にデザートという一連のコース順があります。
立食パーティーでは、何でも自由に食べられる状態になっているため、コース順を無視できます。
何気ないところですが、その人の内面が見えやすいところです。
何でも自由と聞けば、やはり食いしん坊には、まずデザートに目が向かうのではないでしょうか。
その気持ちはよくわかります。
しかし、いきなりデザートから食べるのは、一番悪い食べ方です。
甘いものから食べると、すぐ満腹になり、ほかの料理が食べられなくなりますね。
またある人は、少しでも元を取ってやろうと、単価の高そうな肉類ばかりを食べている人もいます。
欲望が丸出しで、品がありません。
好きな料理を好きな順に食べていける状態だからこそ、その人の内面が現れやすい。
では、どういう順で食べるのがいいのでしょうか。
自由に食べられる状態でも、きちんと「コースの順」を守るほうがスマートです。
コースの順を守って食べられる人は、常識があり、社会人としてしっかりしている印象を受けます。
自由な状態ではありますが、完全に自由すぎてはいけない。
ビュッフェとはいえ、コース順を意識して、オードブルから順番に取るようにしましょう。