執筆者:水口貴博

愛犬を長生きさせる30の方法

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いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。

いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。 | 愛犬を長生きさせる30の方法

あなたは犬と一緒に散歩をするとき、どのような道を通っていますか。

散歩は毎日のことですから、いつも同じような道ばかり通っているのではないでしょうか。

一般的に犬との散歩は、単調になりがちです。

同じ時間に、同じ道を、同じペースで歩く。

たしかに同じ道ばかり通るほうが慣れているため安心しますし、気が楽です。

難しく考える必要もなく、いつもの習慣に身を任せ、淡々と歩けばいいだけです。

しかし、そうした気楽さが、かえって犬の脳の衰えを加速させてしまいがちです。

マンネリになるのは、人間も犬も同じです。

いつも同じ道ばかり歩いていると、受ける刺激も単調になり、飽き飽きしてきます。

脳の活動の低下につながります。

適度に脳に刺激を与えるために、散歩のコースを変えてみましょう。

いくつか例を挙げてみましょう。

  1. 散歩コースを逆に歩く

まず初歩的な散歩コースの変更です。

円を描くような散歩コースに限りますが、いつも歩いている散歩道を逆に歩いてみればいい。

いつも右回りで犬と散歩をしているなら、左回りの逆コースで歩けばいいだけです。

同じ道を通っていても、逆に歩くだけで目に飛び込んでくる景色が変わるため、受け取る刺激も変わります。

散歩道の途中に川があっても、歩く方向を変えると、見える景色も感じ方も変わります。

比較的手間もかからず、今日からでもすぐできることでしょう。

  1. まったく通ったことのない道を通る

やはり愛犬が最も大きな刺激を受けるのは、完全に初めての道です。

家の周りの道を最大限に活用して、通ったことのない道をさまざま模索してみましょう。

散歩道らしくない道も、犬には新しい空気に触れる機会になります。

今までみたこともない風景、初めて感じるにおいなど、大きな刺激にあふれることでしょう。

そういう未知の刺激を受ける体験を増やすことで、犬は興味にわくわくするはずです。

  1. わざわざ細い路地を通る

忘れがちなのは、細い路地です。

犬との散歩道といえば、つい「大きな通り道」ばかり歩いてしまいがちです。

幅の広くて、人通りが少ないほうが、飼い主にとっても犬にとっても楽だからです。

しかし、ほかにも道はたくさんあります。

家と家の細い路地などは、犬には興味が引かれる場所です。

人や車の通りなどに注意する必要はありますが、機会があれば、ぜひ細い道も通りましょう。

また、これらにあげた散歩コースを、曜日ごとに変えてみるのもおすすめです。

月曜日はこの日、火曜日はまた別の道というふうに、曜日ごとに変えてみるのもいいでしょう。

こうした変化をつけることで、愛犬の脳が活性化され、ぼけにくくなります。

愛犬を長生きさせる方法(4)
  • 散歩道を変えてみる。
屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。

愛犬を長生きさせる30の方法

愛犬を長生きさせる30の方法
  1. 犬の高齢は、早く訪れる。
    犬の高齢は、早く訪れる。
  2. 犬のぼけは、脳細胞の死滅によって生じる。
    犬のぼけは、脳細胞の死滅によって生じる。
  3. 犬のぼけ対策は、生まれたときから始まる。
    犬のぼけ対策は、生まれたときから始まる。
  4. いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。
    いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。
  5. 屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。
    屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。
  6. 知育おもちゃで、頭を鍛える。
    知育おもちゃで、頭を鍛える。
  7. 犬にとって旅行は、頭にいい刺激がいっぱい。
    犬にとって旅行は、頭にいい刺激がいっぱい。
  8. 小さな日帰り旅行をしてみよう。
    小さな日帰り旅行をしてみよう。
  9. 犬も褒められたいと思えば、もっと行動的になる。
    犬も褒められたいと思えば、もっと行動的になる。
  10. 何気ない愛犬の存在を、常に感謝することが大切。
    何気ない愛犬の存在を、常に感謝することが大切。
  11. 子犬を出産して家族が増えても、飼い主の手間は変わらない。
    子犬を出産して家族が増えても、飼い主の手間は変わらない。
  12. 犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。
    犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。
  13. 犬の2種類の筋肉を鍛えることで、老化を防止する。
    犬の2種類の筋肉を鍛えることで、老化を防止する。
  14. 犬のぼけを予防するなら、DHAとEPAが効く。
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  15. 食事も運動も問題ないはずの犬が、なぜか太ってしまう理由。
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  16. 犬は虫歯になりにくい一方、歯のトラブルを抱えやすい。
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  17. かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。
    かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。
  18. 犬の食事は、適量で与えてはいけない。
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  19. 噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。
    噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。
  20. 犬も白内障になる。<br>散歩をするなら、早朝と夕方がおすすめ。
    犬も白内障になる。
    散歩をするなら、早朝と夕方がおすすめ。
  21. 「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。
    「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。
  22. 語りかけるすべてのタイミングは、スキンシップの時間にもなる。
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  23. 犬の不安定になった心は、お漏らしとして表れやすい。
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  24. テレビほど、犬にさまざまな刺激を与えられる便利な道具はない。
    テレビほど、犬にさまざまな刺激を与えられる便利な道具はない。
  25. 犬用ビデオは、飼い主がいない間の退屈しのぎになる。
    犬用ビデオは、飼い主がいない間の退屈しのぎになる。
  26. 飼い主に期待された犬ほど、強く育つ。
    飼い主に期待された犬ほど、強く育つ。
  27. 人が必要とする栄養と犬が必要とする栄養は、大きく異なる。
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  28. 犬は、2人で散歩するより、大勢で散歩するほうが喜ぶ。
    犬は、2人で散歩するより、大勢で散歩するほうが喜ぶ。
  29. 予防接種で、未然に病気を防ぐ。
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  30. 犬がぼける本当の原因は、私たち人間にあった。
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