執筆者:水口貴博

早朝の散歩習慣のすすめ

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リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。

リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。 | 早朝の散歩習慣のすすめ

散歩を雨の日にしたことがありますか。

雨の日は、ほとんどの人が外を歩くのを控えることでしょう。

傘を差すのが面倒です。

足元がれます。

しかし、意外なことに、晴れた日より雨の日のほうがリラックスしながら歩けます。

一度経験したことがある人ならわかっていただけると思います。

なぜでしょうか。

雨の日は、マイナスイオンが町中に広がるためです。

マイナスイオンとは、空気中に含まれるわずかな電気を帯びた分子集団のことを言います。

目には見えない空気分子ですが、大変微弱ながらプラスやマイナスの電気を帯びています。

電気を帯びているとはいえ、微弱で感電するわけではありません。

この電気を帯びているというのが重要で、人体にさまざまな効用をもたらします。

プラスイオンは、いらいらさせたり興奮させたりする作用があります。

一方、マイナスイオンは、ストレス軽減やリラックス効果があるとされています。

このマイナスイオンを発生させるのは、簡単です。

水を地面に落とすだけで、OKです。

水が衝突して粉砕したとき、周辺の空気の電化状態に変化が現れ、マイナスイオンが発生しやすくなります。

滝の近くで、すっきりした気分になった経験はありませんか。

滝では大量の水が粉砕し、大量のマイナスイオンが発生しているため、気分がすっきりします。

雨の日も、これと同じです。

滝ほどではありませんが、空から水が落ちて地面に落ちたとき、水が粉砕されます。

この瞬間、マイナスイオンが発生します。

雨の日は、いわば、町中がマイナスイオンにあふれる日です。

ありきたりな雨なら、一度でもいいので、雨の中を散歩してみましょう。

いつも以上に、リラックスをしながら、散歩をすることができるはずです。

散歩にリラックスを求めるなら、晴れの日より雨の日のほうが適切とも言えます。

足元に気をつけながら、ぜひ雨の日こそ、散歩に出かけてみましょう。

早朝の散歩習慣のすすめ(27)
  • 雨の日こそ、散歩に出かける。
落ち込んだときこそ、歩く。
悲しいときがあったときこそ、歩く。

早朝の散歩習慣のすすめ

  1. 人類は、頭を使うことで、生存競争を勝ち抜いた。
  2. 私たちは今、人類史上、最も「歩かない時代」に直面している。
  3. 頭を使って進化した人類なら、運動不足の困難も、頭を使って乗り越えられるはずだ。
  4. 「歩き」と「乗り物」は、状況に応じて使い分ける。
  5. 大変なのは最初だけ。
    歩くにつれて、楽になる。
  6. 散歩は知らず知らずの間に、意外な部分を活性化させている。
  7. 散歩は、たった100歩から始めると、うまくいく。
  8. 早朝こそ、散歩の恩恵を最も享受しやすいタイミング。
  9. 朝に散歩をすると、大変なことが1回減る。
  10. 歩くときに大切なのは、歩数や歩幅より、背筋。
  11. わずかな寄り道が、疲れを吹き飛ばしてくれる。
  12. 散歩に、運動神経はいらない。
  13. 植物の専門書を持ち歩けば、単なる散歩が勉強へと変わる。
  14. 植物の専門書を持って歩くと、自然と植物への感性が磨かれる。
  15. ウォーキングは、免疫力を高める手軽な方法。
  16. 運動は、しなくても、しすぎてもいけない。
  17. 名医は、靴底を見る。
    靴底だけは嘘をつかない。
  18. 1日10,000歩歩くより、1週間続けるほうが、はるかに大変。
  19. 気分によって、散歩のペースが変わるのではない。
    散歩のペースによって、気分が変わる。
  20. 規則正しいから散歩をするのではない。
    散歩をするから規則正しくなる。
  21. 散歩用シューズは、習慣になる前に買ってもいい。
  22. 散歩を続ける工夫は、難しそうで、簡単。
  23. くよくよ悩む暇があるなら、とにかく歩け。
  24. 目で本を読むより、耳で本を読むほうが、考えが膨らみやすい。
  25. 友人と話ながら歩くと、あっという間に、長距離が歩くことができる。
  26. 近所は、あまりに身近すぎるから、発見を見落としやすい。
  27. リラックスを求めるなら、晴れの日より、むしろ雨の日のほうがいい。
  28. 落ち込んだときこそ、歩く。
    悲しいときがあったときこそ、歩く。
  29. 歩くことで、骨が丈夫になる。
  30. 「いつかやろう」と思っている人は、永遠にすることはない。

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