犬の散歩なんて、別に時間は関係ないと思いますが、そうではありません。
犬の健康を考慮するなら、この散歩をする時間にも少し工夫が必要です。
おすすめのベストな散歩タイミングは「早朝」と「夕方」です。
なぜ、早朝と夕方なのか。
太陽からの日差しが小さく、紫外線の少ない時間帯だからです。
実は、犬も白内障になります。
白内障とは、紫外線を浴びることで目の水晶体が濁ってしまい、視力障害を引き起こしてしまう病気です。
もともと犬は夜行性ということもあり、人より紫外線に弱く、白内障になりやすいです。
散歩をするときに外出しますが、太陽が輝いているときに散歩をすると、多くの紫外線を浴びて、目の水晶体を傷つけてしまいます。
また、室内より屋外で飼っているほうが、太陽光に当たる時間が長いため、白内障になりやすい傾向があります。
犬によって差はありますが、7歳くらいから兆しが見え始め、10歳くらいには白内障に悩み始める犬が多いようです。
この紫外線の影響を考えて、散歩をするなら早朝と夕方がおすすめです。
この時間帯なら、まだ太陽からの紫外線が小さいからです。
ただし、これはあくまでも目安です。
決して昼間に散歩をしてはいけない、と言っているわけではありません。
たまには太陽が輝く昼間に散歩をしてもいいでしょう。
犬の目の健康を考えるなら、基本は「早朝」と「夕方」に散歩をし、成長に応じては「昼間」の散歩も加える方法がいいでしょう。