執筆者:水口貴博

愛犬を長生きさせる30の方法

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噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。

噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。 | 愛犬を長生きさせる30の方法

「がりがり」

「ごりごり」

「もぐもぐ」

犬は、何でも噛むのが特徴です。

室内で飼っている場合、靴・スリッパ・テーブルの柱など、噛まれて困る物がある飼い主も多いでしょう。

私も靴が片方ないと思って探していたら、犬に持っていかれて噛まれていた、ということがあります。

しつけのため、噛むことをやめさせようと考えますが、かませないようにしつけるのは難しいと考えましょう。

噛むのは、犬にとって自然な行為です。

噛むのをやめさせるのは、犬から大きな楽しみを奪ってしまうことになります。

なにより犬の健康にもよくありません。

なぜ、噛むのをやめさせると健康に支障が出るのか。

噛むのをやめることで、歯が弱くなってしまうからです。

犬は固いものを噛むことで、歯茎などが強化されます。

また、歯の強化だけでなく、脳の強化にもなります。

噛むと、そしゃくする刺激が伝えられ、脳を活性化させる効果があります。

人間も眠いときガムを噛むと眠気が吹き飛びますが、犬もガムを噛んでいると頭がえます。

噛むことは、犬の歯の健康だけでなく脳の健康にもつながり、ぼけの予防にもなります。

「そうは言っても、やはり家具を噛まれるのは困る」

たしかに噛まれては困る大切な家具もあることでしょう。

そういうとき、噛んでもいいおもちゃをあらかじめ与えておけばいい。

ペットショップに行けば、犬が甘噛みしてもいいようなおもちゃがずらりと売られているはずです。

犬の歯のためにも、1つや2つ、買ってあげましょう。

噛むことをやめさせるのではなく、噛んでいいものと悪いものの区別をさせます。

噛みたい欲求は、甘噛み用のおもちゃに向けさせるようにすればいいのです。

愛犬を長生きさせる方法(19)
  • 甘噛み用のおもちゃを与え、どんどん噛んでもらう。
犬も白内障になる。
散歩をするなら、早朝と夕方がおすすめ。

愛犬を長生きさせる30の方法

  1. 犬の高齢は、早く訪れる。
  2. 犬のぼけは、脳細胞の死滅によって生じる。
  3. 犬のぼけ対策は、生まれたときから始まる。
  4. いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。
  5. 屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。
  6. 知育おもちゃで、頭を鍛える。
  7. 犬にとって旅行は、頭にいい刺激がいっぱい。
  8. 小さな日帰り旅行をしてみよう。
  9. 犬も褒められたいと思えば、もっと行動的になる。
  10. 何気ない愛犬の存在を、常に感謝することが大切。
  11. 子犬を出産して家族が増えても、飼い主の手間は変わらない。
  12. 犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。
  13. 犬の2種類の筋肉を鍛えることで、老化を防止する。
  14. 犬のぼけを予防するなら、DHAとEPAが効く。
  15. 食事も運動も問題ないはずの犬が、なぜか太ってしまう理由。
  16. 犬は虫歯になりにくい一方、歯のトラブルを抱えやすい。
  17. かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。
  18. 犬の食事は、適量で与えてはいけない。
  19. 噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。
  20. 犬も白内障になる。
    散歩をするなら、早朝と夕方がおすすめ。
  21. 「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。
  22. 語りかけるすべてのタイミングは、スキンシップの時間にもなる。
  23. 犬の不安定になった心は、お漏らしとして表れやすい。
  24. テレビほど、犬にさまざまな刺激を与えられる便利な道具はない。
  25. 犬用ビデオは、飼い主がいない間の退屈しのぎになる。
  26. 飼い主に期待された犬ほど、強く育つ。
  27. 人が必要とする栄養と犬が必要とする栄養は、大きく異なる。
  28. 犬は、2人で散歩するより、大勢で散歩するほうが喜ぶ。
  29. 予防接種で、未然に病気を防ぐ。
  30. 犬がぼける本当の原因は、私たち人間にあった。

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