執筆者:水口貴博

愛犬を長生きさせる30の方法

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犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。

犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。 | 愛犬を長生きさせる30の方法

犬は、孤独が苦手です。

屋外で飼う場合は、飼い主とのスキンシップが限られ、寂しい気持ちになりやすくなります。

飼い主としても仕事やプライベートなどで忙しく、犬の面倒をなかなかみてやれないこともあるでしょう。

そこでおすすめなのは、もう1匹、犬を飼ってみることです。

「2匹も飼うなんて大変! 今の世話が2倍になるなんて!」

そう思う方もいらっしゃることでしょう。

もちろん犬同士の相性の問題もありますし、飼育スペースなどの問題もあるでしょう。

しかし、大変なことばかりではありません。

もし余裕があるなら、2匹飼ってあげるほうが、飼い主は大変でも犬のためになります。

実は、犬は1匹だけより2匹飼うほうが安定します。

世話が2倍に増えそうに思えますが、そうでもありません。

むしろ1匹より2匹飼うほうが、飼い主の手間が減る場合があります。

そもそも犬は集団で行動する生き物です。

単独行動は苦手です。

2匹いることで、飼い主が犬の遊び相手になる手間が減ります。

もちろん2匹になることで増える手間もありますが、飼い主や犬が感じる喜びや楽しみも2倍になるのが、最も大きなところです。

お互いがいたわり合える環境作りが大切です。

人は人の中で成長できるように、犬も犬の中で成長します。

そばに自分と同じ動物がいるので、寂しさを感じることがなくなります。

たしかに餌の量も2倍になりますが、散歩の量は変わりません。

可能なら、比較的頭が柔軟な子犬のころから飼っていればいいでしょう。

飼い主は大変かもしれませんが、長期で見れば、犬の心身にいい影響を与えるため、老化を防ぐ効果があります。

愛犬を長生きさせる方法(12)
  • 新しい犬を、迎え入れる。
犬の2種類の筋肉を鍛えることで、老化を防止する。

愛犬を長生きさせる30の方法

  1. 犬の高齢は、早く訪れる。
  2. 犬のぼけは、脳細胞の死滅によって生じる。
  3. 犬のぼけ対策は、生まれたときから始まる。
  4. いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。
  5. 屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。
  6. 知育おもちゃで、頭を鍛える。
  7. 犬にとって旅行は、頭にいい刺激がいっぱい。
  8. 小さな日帰り旅行をしてみよう。
  9. 犬も褒められたいと思えば、もっと行動的になる。
  10. 何気ない愛犬の存在を、常に感謝することが大切。
  11. 子犬を出産して家族が増えても、飼い主の手間は変わらない。
  12. 犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。
  13. 犬の2種類の筋肉を鍛えることで、老化を防止する。
  14. 犬のぼけを予防するなら、DHAとEPAが効く。
  15. 食事も運動も問題ないはずの犬が、なぜか太ってしまう理由。
  16. 犬は虫歯になりにくい一方、歯のトラブルを抱えやすい。
  17. かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。
  18. 犬の食事は、適量で与えてはいけない。
  19. 噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。
  20. 犬も白内障になる。
    散歩をするなら、早朝と夕方がおすすめ。
  21. 「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。
  22. 語りかけるすべてのタイミングは、スキンシップの時間にもなる。
  23. 犬の不安定になった心は、お漏らしとして表れやすい。
  24. テレビほど、犬にさまざまな刺激を与えられる便利な道具はない。
  25. 犬用ビデオは、飼い主がいない間の退屈しのぎになる。
  26. 飼い主に期待された犬ほど、強く育つ。
  27. 人が必要とする栄養と犬が必要とする栄養は、大きく異なる。
  28. 犬は、2人で散歩するより、大勢で散歩するほうが喜ぶ。
  29. 予防接種で、未然に病気を防ぐ。
  30. 犬がぼける本当の原因は、私たち人間にあった。

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