犬に長生きしてもらうためには、やはり予防接種は欠かせません。
何かトラブルが起こってから対処するのではなく、トラブルが起こるのを未然に防ぐということが大切です。
「うちの子は、室内で飼っているから大丈夫」
いえ、室内とはいえ油断できません。
蚊を介して感染してしまう病気もあります。
また、散歩中、道端に落ちている物をうっかり口にして、感染してしまうこともあります。
飼い主の普段の配慮だけでは予防が難しいことがあるのも事実です。
これを防ぐ一般的な方法は、やはり予防接種を受けることです。
各種伝染病の予防は、ワクチンを接種することで、防げます。
年に1回、少なくとも3年に1回は、定期的に予防接種を受けるようにしましょう。
近場のペットショップや保健所などに相談すれば、詳しいアドバイスが受けられるはずです。
何かあってからではなく、何かが起こる前に行動することが大切です。
予防接種で、大切なことがもう1つあります。
犬だけでなく、飼い主にとっても楽になることです。
「病気にならないだろうか」と、常に心配するのは疲れます。
予防接種を受けていれば、一安心ができ、気苦労も減ります。
飼い主の心労が減ることを考えれば、予防接種の金額は決して高くはないはずです。