執筆者:水口貴博

愛犬を長生きさせる30の方法

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「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。

「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。 | 愛犬を長生きさせる30の方法

犬の世話と聞いて、何を思い浮かべますか。

多くの人はまず「餌」と「散歩」の2つを想像するのではないでしょうか。

おなかがすくので餌を与える。

ストレス発散のため、朝と夕に散歩に出かける。

おおむね犬との暮らしは、この繰り返しです。

たしかに最低限この2つがあれば、犬は生きていけますが、これだけでは物足りません。

「餌」と「散歩」だけでは、犬が生きていける世話しかしていません。

ここに差ができます。

本当に大切なのは「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」です。

いかに満足させることをしてやれるかです。

餌や散歩以外で、犬の期待を超えて満足させてやれるかによって、犬の心身の健康に差が出てきます。

では、その満足とは何でしょうか。

それが「遊び」です。

犬の相手は、餌と散歩だけでは不十分です。

「遊び」がないといけません。

遊びと聞けば、サボりやだらしないというイメージがありますが、とんでもありません。

犬にとって遊びとは、プラスアルファを作る時間です。

食べられる餌だけでなく、甘噛み用のおもちゃや知育おもちゃを与えます。

なくても生きていけます。

しかし、こうした遊び道具があることで、より豊かな暮らしへとつながります。

散歩も同じです。

毎日決まった道を歩くのではなく、時には寄り道です。

広い公園に寄り道し、ドッグランをしたり、フライングディスクを使って遊んだりします。

それは「飼い主対犬」という直接のやりとりです。

犬が本当に求めているのは、飼い主との直接のコミュニケーションです。

尊敬するリーダーから注目され、相手にしてもらえるのが一番の喜びと感じます。

飼い主を相手にして遊ぶ時間は、やはり一番刺激的な時間です。

こうした遊びによって犬は満足でき、体も脳も活性化されていきます。

飼い主は、1日1回は、犬の遊び相手になりましょう。

「飼い主」というより「遊び相手」です。

犬の遊びにとことん付き合ってあげる時間で、差ができるのです。

愛犬を長生きさせる方法(21)
  • 1日1回は、犬の遊びにとことん付き合ってあげる。
語りかけるすべてのタイミングは、スキンシップの時間にもなる。

愛犬を長生きさせる30の方法

  1. 犬の高齢は、早く訪れる。
  2. 犬のぼけは、脳細胞の死滅によって生じる。
  3. 犬のぼけ対策は、生まれたときから始まる。
  4. いつもと違った散歩コースを歩けば、愛犬の脳は活性化される。
  5. 屋外より室内のほうが、愛犬がぼけにくくなる。
  6. 知育おもちゃで、頭を鍛える。
  7. 犬にとって旅行は、頭にいい刺激がいっぱい。
  8. 小さな日帰り旅行をしてみよう。
  9. 犬も褒められたいと思えば、もっと行動的になる。
  10. 何気ない愛犬の存在を、常に感謝することが大切。
  11. 子犬を出産して家族が増えても、飼い主の手間は変わらない。
  12. 犬は、1匹だけより2匹飼うほうが、安定する。
  13. 犬の2種類の筋肉を鍛えることで、老化を防止する。
  14. 犬のぼけを予防するなら、DHAとEPAが効く。
  15. 食事も運動も問題ないはずの犬が、なぜか太ってしまう理由。
  16. 犬は虫歯になりにくい一方、歯のトラブルを抱えやすい。
  17. かわいいからと言って、太ったペットをほうっておかない。
  18. 犬の食事は、適量で与えてはいけない。
  19. 噛むことは、犬の歯の健康だけでなく、脳の健康にもつながる。
  20. 犬も白内障になる。
    散歩をするなら、早朝と夕方がおすすめ。
  21. 「犬が生きていける世話」ではなく「犬を満足させる世話」をする。
  22. 語りかけるすべてのタイミングは、スキンシップの時間にもなる。
  23. 犬の不安定になった心は、お漏らしとして表れやすい。
  24. テレビほど、犬にさまざまな刺激を与えられる便利な道具はない。
  25. 犬用ビデオは、飼い主がいない間の退屈しのぎになる。
  26. 飼い主に期待された犬ほど、強く育つ。
  27. 人が必要とする栄養と犬が必要とする栄養は、大きく異なる。
  28. 犬は、2人で散歩するより、大勢で散歩するほうが喜ぶ。
  29. 予防接種で、未然に病気を防ぐ。
  30. 犬がぼける本当の原因は、私たち人間にあった。

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