執筆者:水口貴博

受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

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未来を切り開く方法は、勉強するのが一番簡単。

未来を切り開く方法は、勉強するのが一番簡単。 | 受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

スポーツは生まれつきの体格や運動神経が大きく関係しています。

かけっこで足の速い人は、何の練習をしていなくても早い人が多いです。

私は小中学校のころ、かけっこでは校内で走るのが一番でした。

生まれつきの運動神経というのがあります。

何の努力もしていないのに、校内で一番を取れました。

私より一生懸命に走る練習をしたり努力をしたりしている人は、校内に大勢いました。

その人たちは多少タイムを伸ばすことができましたが、何の努力もしていない私のタイムを抜くことができませんでした。

スポーツは生まれつきの運動神経が関係し、努力の量がなかなか比例しにくい世界です。

私はある日、代表として、県大会に出場しました。

そこで初めて大きな挫折を味わいます。

上には上がいて、愛媛県内には私よりはるかに早い人がたくさんいました。

予選は何とか通過できても、決勝では最下位に近い順位でした。

そこで負けたのが悔しくて、その後は走るのを一生懸命に練習するようになりました。

しかし、中学時代に県大会の強豪たちを抜くことはできませんでした。

練習によって多少のタイムはよくなりましたが、県大会の強豪たちを抜くほどのタイムではありませんでした。

そこで運動神経の限界を感じます。

もちろん練習すれば、多少は向上しますが、努力の量に比例しません。

さらに一生懸命に練習を重ねれば、もう少しくらいはタイムがよくなったかもしれませんが、早々に見切りをつけました。

スポーツの世界では、なかなか上下関係が逆転しにくい。

もちろん一例です。

人によっては、タイムが伸びて、逆転することもあるでしょう。

練習しだいで、ぐいぐいタイムがよくなる人もいるかもしれません。

しかし、スポーツはなかなか大逆転が難しい分野です。

努力が確実に成績に比例するという保証がありません。

生まれつきの運動神経が関係している部分が大きく、努力に比例しないところが難しいところです。

その点、勉強は違います。

勉強の世界では、大逆転は簡単です。

やればやるだけ伸びますし、努力に比例します。

身長・体重・性別・生まれや育ちも関係ありません。

効率的で正しい勉強法をしていれば、成績は確実に伸びます。

どんなに貧乏でも、勉強の世界では大逆転の可能性が十分にあります。

学校の義務教育は、そもそも無料です。

教室も無料で借りられ、教科書も無料でもらえます。

家で親がうるさい人は、学校の図書館を活用すればいい。

学校の図書館を活用すれば、無料で静かな環境を入手できます。

勉強は、あなたにやる気や行動があれば、確実に伸びます。

ぐいぐい伸びて、ライバルと成績を逆転させることは簡単です。

そういう意味で、人生を切り開くなら勉強が一番です。

小中学校時代、校内で一番足が速かった私ですら、最終的には勉強で未来を切り開くことに決めました。

勉強こそ、最も人生の道を切り開きやすい手段なのです。

受験勉強の意味と理由を考える覚悟(4)
  • 勉強をして、未来を切り開く。
限られた時間内に、合格点を目指すのが受験勉強。

受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

  1. 旅の始まりは、ゴール地点を定めることから始まる。
  2. 「何をやりたいのか」を基準に大学を決める。
    これに勝る選択基準はない。
  3. 田舎を脱出するために勉強を始めてもいい。
  4. 未来を切り開く方法は、勉強するのが一番簡単。
  5. 限られた時間内に、合格点を目指すのが受験勉強。
  6. ハイレベルの大学を目指して、勉強への勢いをつけろ!
  7. モテたければ、賢くなるのが一番。
  8. 「勉強しなければならないこと」より「勉強しなくていいこと」をはっきりさせる。
  9. 合格に関係のない勉強は、合格した後にすればいい。
  10. 志望校は宣言せよ!
  11. 真剣に勉強するから、適正が見えてくる。
  12. 勉強は、始めたばかりのころが一番大変。
    しばらく続けていれば、楽になる。
  13. 「勉強が嫌い」と拒むのは簡単。
    それを乗り越える訓練をしている。
  14. 今の勉強が、役立っているところを想像する。
  15. 参考書以外に必要で大切な本がある。
  16. やる気がなくても、とりあえず体を動かす癖をつける。
  17. 友人と行動してばかりの勉強は進みにくい。
  18. 「昨日わからなかったことが、今日からわかるようになる」これが勉強の面白さ。
  19. 恋人がいると受験に失敗するのは、嘘。
  20. 禁欲的な生活を避けつつ、勉強に集中できる工夫がある。
  21. 覚えられない理由を頭の悪さにしない。
    きちんとした勉強法を学ぶこと。
  22. 勉強ばかりできる今だからこそ、後悔しないように専念する。
  23. 勉強にもウォーミングアップが必要。
  24. 長丁場の試験勉強では、2種類の計画が必要になる。
  25. 勉強するほどでもない短い時間を、最大限に活用。
  26. 得意分野から始める真の理由とは、自信をつけるため。
  27. 「ここに来れば、なぜか集中できる」という場所を見つけよう。
  28. 受験時代に培った勉強法は、社会に出てからも通用する世渡り術へと変化する。
  29. 学生時代に節約は必要ない。
    回収可能な抜群の投資時期と考えていい。
  30. 学力の差がつく瞬間は、朝ご飯を食べるときから始まっている。

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