執筆者:水口貴博

受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

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長丁場の試験勉強では、2種類の計画が必要になる。

長丁場の試験勉強では、2種類の計画が必要になる。 | 受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

受験勉強のような長丁場の勉強では、計画は2種類必要です。

  1. 長期の計画
  1. 短期の計画

勉強が苦手な人は、短期の計画しか立てていません。

行き当たりばったりで勉強を始め、範囲や進め方などを曖昧にしています。

もちろん範囲が狭い場合はそれでもいいでしょう。

しかし、受験のように長丁場で広範囲となると、そう単純にはいきません。

まず試験日から逆算して、試験日に最高の結果を発揮できるように、計画を調整する必要があります。

試験日までに合格点を取れるように、大まかに計画を立てます。

これが長期の計画です。

たとえば、高校の3年間のうち、最初の2年で試験範囲を終わらせ、残りの1年を復習の時間に充てる、という長期計画を立てます。

これは有名国立大学に合格する人によく見られる計画パターンです。

範囲はできるだけ早く終わらせて、残りの1年を復習にたっぷり時間をかけて、志望校に焦点を合わせていくという賢い方法です。

続いて、その大まかな計画がきちんと進められるように、小さな目標を立てていきます。

最初の2年で試験範囲をすべて理解するためには、ハイスピードで勉強を進めていかなければなりません。

それが実現できるように、最初の2年間を小さく区切って、勉強の範囲・時間などを割り当てていきます。

そういう長期と短期の計画を用意しましょう。

受験勉強の意味と理由を考える覚悟(24)
  • 長丁場の勉強では、2種類の計画を立てておく。
勉強するほどでもない短い時間を、最大限に活用。

受験勉強の意味と理由を考える30の覚悟

  1. 旅の始まりは、ゴール地点を定めることから始まる。
  2. 「何をやりたいのか」を基準に大学を決める。
    これに勝る選択基準はない。
  3. 田舎を脱出するために勉強を始めてもいい。
  4. 未来を切り開く方法は、勉強するのが一番簡単。
  5. 限られた時間内に、合格点を目指すのが受験勉強。
  6. ハイレベルの大学を目指して、勉強への勢いをつけろ!
  7. モテたければ、賢くなるのが一番。
  8. 「勉強しなければならないこと」より「勉強しなくていいこと」をはっきりさせる。
  9. 合格に関係のない勉強は、合格した後にすればいい。
  10. 志望校は宣言せよ!
  11. 真剣に勉強するから、適正が見えてくる。
  12. 勉強は、始めたばかりのころが一番大変。
    しばらく続けていれば、楽になる。
  13. 「勉強が嫌い」と拒むのは簡単。
    それを乗り越える訓練をしている。
  14. 今の勉強が、役立っているところを想像する。
  15. 参考書以外に必要で大切な本がある。
  16. やる気がなくても、とりあえず体を動かす癖をつける。
  17. 友人と行動してばかりの勉強は進みにくい。
  18. 「昨日わからなかったことが、今日からわかるようになる」これが勉強の面白さ。
  19. 恋人がいると受験に失敗するのは、嘘。
  20. 禁欲的な生活を避けつつ、勉強に集中できる工夫がある。
  21. 覚えられない理由を頭の悪さにしない。
    きちんとした勉強法を学ぶこと。
  22. 勉強ばかりできる今だからこそ、後悔しないように専念する。
  23. 勉強にもウォーミングアップが必要。
  24. 長丁場の試験勉強では、2種類の計画が必要になる。
  25. 勉強するほどでもない短い時間を、最大限に活用。
  26. 得意分野から始める真の理由とは、自信をつけるため。
  27. 「ここに来れば、なぜか集中できる」という場所を見つけよう。
  28. 受験時代に培った勉強法は、社会に出てからも通用する世渡り術へと変化する。
  29. 学生時代に節約は必要ない。
    回収可能な抜群の投資時期と考えていい。
  30. 学力の差がつく瞬間は、朝ご飯を食べるときから始まっている。

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