執筆者:水口貴博

暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法

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深く落ち込んだときは、この世と人生について深く考える機会になる。

深く落ち込んだときは、この世と人生について深く考える機会になる。 | 暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法

以前の私は、ひどく落ち込みやすい性格でした。

人見知りも激しく、おびえやすく、落ち込みやすかった。

この世や人生について深く考えたことがまだなかったからです。

10代後半から20代前半にかけて、ひどく落ち込み、人生については徹底的に深く考えた時期がありました。

明るい音楽を聴いたり、友人とばか話をしたりしてごまかしました。

しかし、1人になるとまた不安が襲ってきて、振り切れませんでした。

「生きている意味はなんだろう。何のために生まれたのだろう。この世は誰が作ったのか。この際だから徹底的に考えてしまえ」

開き直って、うつうつと考えにふけっていた時期がありました。

究極を言えば、私たちは生かされています。

自分を生んだのは親であり、親を生んだのは先祖であり、先祖を生んだのは地球であり、地球を生んだのは宇宙です。

人が作ったものは1つもない。

自分はただ生かされているのだ。

そういう究極的な部分にまで突き詰めて考えたら、ぱっと明るくなりました。

自分が悩んでいることが、ちっぽけであるという事実がわかったからです。

「思い込む」のではなく「そういう事実がある」とはっきり悟ったとき、悩みが消えました。

自分も相手も生みの親が同じだとわかれば、人見知りどころか、仲間に思えてきます。

宇宙に生かされているとわかれば、自分の悩みはちっぽけだとわかります。

その結果、落ち込みにくく元気になりやすくなります。

そういう時期があったからこそ、今明るく元気になっています。

何かに絶望して、この世や人生について深く考える時期は重要です。

自分がそういう経験をしたので、よくわかります。

元気がなく暗い人は、実は後から明るくなる可能性を秘めています。

暗く元気がないときには「苦しい」と思って終わりにするのではありません。

「なぜ元気が出ないのだろう。なぜ落ち込んでいるのか」と徹底的に原因を追究しましょう。

突き詰めると、地球や人生、宇宙という壮大なスケールにまで発展することでしょう。

それは「生きる意味」や「自分の人生設計」など真剣に考えるきっかけになります。

できるだけ若い時期にそういうことを考える機会は必要です。

早ければ早いほどいい。

そういうことがないと、人間は真剣に考えません。

叱られたときには深く反省するように、落ち込んで元気がないときにも、理由を深く考えることです。

その時期はつらいですが、後から楽になります。

落ち込む時期は、むしろチャンスなのです。

暗い気持ちがぱっと明るくなる方法(16)
  • 落ち込んだときは、この世や人生について深く考える機会にする。
本屋は心の病院だった。

暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法

  1. 見返りを期待しないほうが落ち込みにくくなる。
  2. 失ったものが「命」でさえなければ、やり直しはいくらでもできる。
  3. 人間は、ぎりぎりの状態でいい名案を出す。
  4. 諦めない心こそ、本当の才能。
  5. かっとなって頭から吹き上がる水蒸気を、パワーに変える。
  6. 忙しくなれば、嫌なことも忘れられる。
  7. 背伸びをすると、悪循環から抜け出せる。
  8. 元気を出す方法は実に単純。
    おいしいものを食べるだけでいい。
  9. 性格は明るくても暗くてもいい。
    大切なことは元気であること。
  10. 落ち込んだ経験は、心が強くなる転機になる。
  11. すべてうまくいかないときは、神様からの「休憩しろ」というメッセージ。
  12. 「うん」となっているときは、無意識のうちに呼吸が浅くなっている。
  13. 足りないのは、自分を褒める習慣。
  14. 一度に多くのことに手を出さない。
    確実にできる1つのことから始める。
  15. なぜ俳優は、いつも元気なのか。
  16. 深く落ち込んだときは、この世と人生について深く考える機会になる。
  17. 本屋は心の病院だった。
  18. 元気がないときこそ、フレッシュでナチュラルなフルーツがおすすめ。
  19. 早く回復しようとすればするほど、余計に焦って回復しにくくなる。
  20. 体調がいいと、落ち込みにくく、元気も出やすくなる。
  21. 行き詰まったときは、とりあえず寝るのが一番。
  22. 散歩が習慣の人は、落ち込まない。
  23. 数字がカウントされている様子を目にすると、元気が出てくる。
  24. 陶酔することは、元気のないところから抜け出す突破口になる。
  25. 真の楽観主義とは、反省と改善をきちんとすること。
  26. 反省と改善ができれば、きっぱり忘れていい。
  27. あなたのトラブルは、他人から見ると、実はそれほど大したことない。
  28. 波長を無理やり変えるのではなく、今の波長に合った行動をする。
  29. ペットショップほど、癒される場所はない。
  30. 完璧ではない人間が完璧主義を目指すのは、そもそも無理がある。

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