趣味が続かないのは、パターンに原因があるのかもしれません。
同じパターンばかり続けていませんか。
趣味をずっと同じパターンを繰り返していると、だんだん同じ刺激に慣れてきます。
最初は新鮮に感じられたことも、毎回同じことが繰り返されると普通に感じてきます。
飽きが来ると、わくわくすることもどきどきすることもなくなって、マンネリに陥ってしまうのです。
結果として「もういいや」となって長続きしません。
遊び心を大切にしましょう。
マンネリ化に陥らないためには、新しいパターンにチャレンジしてみることが大切です。
たとえば、散歩であれば、同じ道ばかり通るのではなく、いろいろ違った道を歩いてみましょう。
初めての道を歩くと、いつもとは違う発見や感動があります。
面白そうなお店を発見できて「今度行ってみよう」となるかもしれません。
料理であれば、いつも同じ調理法で作るのではなく、新しい調理法にチャレンジしてみましょう。
同じ料理でも、調理法を変えれば、食感や風味が変わります。
もっと楽においしく作れる方法を発見できるかもしれません。
絵画であれば、新しい画法にチャレンジしてみたり、違った構図で描いてみたりしましょう。
今のやり方がベストだと思っていても、新しいやり方にチャレンジしてみると、そちらのほうが良いことがあるものです。
自分の得意・不得意を発見できる機会になるかもしれません。
登山であれば、たまには違ったルートから登ってみるようにしましょう。
たとえば、富士山であれば、吉田ルートが一番人気で定番ですが、ほかにも須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートがあります。
頂上は同じでも、登るルートを変えれば、まったく違った景色があります。
映画鑑賞であれば、新しい作品ばかり見るのではなく、同じ作品の2回目を楽しんでみます。
2回目を視聴するときは、すでにストーリーや結末もわかっているので、違った感覚を楽しめるでしょう。
主人公の目線ではなく、脇役の目線や敵の目線で見てみるのも面白いですね。
パターンを変えれば、新しい学びや発見があります。
遊び心を持って、いろいろなパターンを試してみてください。
限られたパターンに思えても、工夫すれば、何かとやりようがあるのではないでしょうか。
刺激の種類が変わることで、マンネリ打破、そして趣味の長続きへとつながるのです。