公開日:2024年2月5日
執筆者:水口貴博

問題解決で大切な30のこと

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やり直しが必要になっても、文句は言わない。

やり直しが必要になっても、文句は言わない。 | 問題解決で大切な30のこと

歯の定期検診の際、歯科衛生士から詰め物が取れかかっていると指摘されました。

まだ取れてはいませんが、わずかにぐらぐらしている状態です。

それは鏡でも確認できました。

そのままにしていると、詰め物の隙間に汚れがたまってしまい、虫歯の原因となります。

ほうっておくのは良くないと思い、詰め物を作り直してもらうことになりました。

1週間後、新しい詰め物をはめ込むときのことです。

どうやら1週間のうちに歯の一部が欠けたようで、作った詰め物がぴったり合わず、作り直しが必要となりました。

こんなとき、文句を言わないことです。

「どうして欠けたんですか」「受け入れられません」「ミスがあったんじゃないんですか」とぶつぶつ言う人がいます。

文句を言ったところで、欠けてしまったものは仕方ありません。

固いものを食べていなくても、何かの拍子で歯の一部がぽろっと欠けることがあります。

一発でスムーズに解決しないことはよくあることです。

何らかの想定外が起こって、余計な手間暇がかかるのは珍しくありません。

歯科医師に非があるとは限らず、自分の食べ方にも非があった可能性もあります。

どちらに非があるのか考えたところで仕方ありません。

文句を言っていると、それだけ問題解決が遅くなります。

スムーズに解決する予定であっても、実際はそうならないケースもあります。

予定はあくまで予定です。

詰め物の作り直しが必要になるように、問題解決に取り組んでも、何らかの事情でやり直しをしなければいけないことがあります。

やり直しが必要になったとき、素直に受け入れるほうが、穏便に話が進みます。

結果として仕事の完了が早くなるのです。

問題解決で大切なこと(24)
  • やり直しが必要になっても、文句は言わず、素直に受け入れる。
「もうこれ以上できることはありません」と簡単に言わないこと。

問題解決で大切な30のこと

  1. ミスをしても、リカバリーすればいいこと。
  2. 問題は、実態より厳しめに評価するくらいでちょうど良い。
  3. 「解決するのは無理」と簡単に言わない。
  4. 完璧な解決策ではなく、現実的な最善策でいく。
  5. 優等生ぶっていると、問題を解決できない。
  6. 落ち込んでいる暇はない。
  7. 物は試しにやってみることで、解決の道が開ける。
  8. 解決できる問題から解決する。
  9. 問題解決には、自分を褒めるチャンスが3回ある。
  10. 問題が起こることは悪いことではない。
    問題を無視することが悪いのだ。
  11. 自分で解決するのが難しい問題は、専門家にお願いするのが得策。
  12. 実力がつくの待っていると、いつまでたっても着手できなくなる。
  13. 相談があると言いつつ、愚痴のオンパレードになっていないか。
  14. どれだけ大きな問題も、分割すれば、小さな問題になる。
  15. 問題の解決法がわからないからといって、すぐ上司に聞かない。
  16. トラブルが起こったからといって、評価が下がるとは限らない。
  17. 余裕がないから、腹が立つ。
    余裕があれば、腹は立たない。
  18. 世の中に解決できない問題は、ほとんどない。
  19. 笑っていい場面では、笑っていい。
    笑ってはいけない場面では、笑わない。
  20. 種類の違う仕事に取り組んでみるのも大事なこと。
  21. 問題解決に役立つツールなら、お金を惜しまない。
  22. 問題の芽を摘んだとき、誰にも褒められないなら、自分で褒める。
  23. 困難な問題に感じられるのは、解決法がわかっていないだけ。
  24. やり直しが必要になっても、文句は言わない。
  25. 「もうこれ以上できることはありません」と簡単に言わないこと。
  26. 「解決できなかったらどうするの?」と言われたときのベストな返事とは。
  27. 1つ問題を解決すると、他の問題も解決したくなる。
  28. どうしてもダメなときは、運命だと思って諦めることも肝心。
  29. 問題を解決した後は、反省しよう。
  30. 問題解決癖がついてしまえば、もう怖いものはない。

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