公開日:2024年2月5日
執筆者:水口貴博

問題解決で大切な30のこと

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どれだけ大きな問題も、分割すれば、小さな問題になる。

どれだけ大きな問題も、分割すれば、小さな問題になる。 | 問題解決で大切な30のこと

大きな問題は、解決までに途方もない時間・労力が必要です。

考えるだけで頭がくらくらして、取りかかる前からため息が出ます。

いつ解決できるか見当がつかないことも少なくありません。

ところが、ちょっとした工夫をするだけで、簡単に取り組めるようになります。

細かく分割して、1つずつ取り組んでいけばいいのです。

どれだけ大きな問題も、分割すれば、小さな問題になります。

たとえば、解決に100時間かかる、大きな問題があるとします。

「100時間かかる」と聞くと「うわっ、大変だ!」と尻込みしますが、10分割にすれば取りかかりやすくなります。

10時間の仕事を10回繰り返すだけなら、スケジュールも組みやすくなるのです。

100分割するなら、1時間の仕事を100回繰り返すだけになります。

1時間の仕事なら大したことはありません。

回数は多いですが、1回は短時間で終わる仕事です。

小さなタスクとして処理できるのです。

もちろん均等に分割するのは難しいかもしれませんが、ある程度切りのいいところで分けることはできるでしょう。

「1時間の仕事を繰り返せばいいだけだね」と気楽に捉えられ、解決しやすくなるのです。

分割した一部を1つの塊とし、別の誰かに任せやすくもなります。

分割すればするほど簡単で単純なタスクとなるので、新人や初心者でも対応が可能です。

よくよく考えてみれば難しいことではないのです。

大きな問題は、1つの塊として捉えるから大変に感じるだけであって、小さく分割すれば、驚くほど解決しやすくなります。

小さな解決を繰り返していくことで、結果として大きな問題を解決できます。

どれだけ大きな問題も、分割すれば、小さな問題になるのですから、まったく恐れることはないのです。

問題解決で大切なこと(14)
  • 大きな問題は、小さく分けて、1つずつ取り組む。
問題の解決法がわからないからといって、すぐ上司に聞かない。

問題解決で大切な30のこと

  1. ミスをしても、リカバリーすればいいこと。
  2. 問題は、実態より厳しめに評価するくらいでちょうど良い。
  3. 「解決するのは無理」と簡単に言わない。
  4. 完璧な解決策ではなく、現実的な最善策でいく。
  5. 優等生ぶっていると、問題を解決できない。
  6. 落ち込んでいる暇はない。
  7. 物は試しにやってみることで、解決の道が開ける。
  8. 解決できる問題から解決する。
  9. 問題解決には、自分を褒めるチャンスが3回ある。
  10. 問題が起こることは悪いことではない。
    問題を無視することが悪いのだ。
  11. 自分で解決するのが難しい問題は、専門家にお願いするのが得策。
  12. 実力がつくの待っていると、いつまでたっても着手できなくなる。
  13. 相談があると言いつつ、愚痴のオンパレードになっていないか。
  14. どれだけ大きな問題も、分割すれば、小さな問題になる。
  15. 問題の解決法がわからないからといって、すぐ上司に聞かない。
  16. トラブルが起こったからといって、評価が下がるとは限らない。
  17. 余裕がないから、腹が立つ。
    余裕があれば、腹は立たない。
  18. 世の中に解決できない問題は、ほとんどない。
  19. 笑っていい場面では、笑っていい。
    笑ってはいけない場面では、笑わない。
  20. 種類の違う仕事に取り組んでみるのも大事なこと。
  21. 問題解決に役立つツールなら、お金を惜しまない。
  22. 問題の芽を摘んだとき、誰にも褒められないなら、自分で褒める。
  23. 困難な問題に感じられるのは、解決法がわかっていないだけ。
  24. やり直しが必要になっても、文句は言わない。
  25. 「もうこれ以上できることはありません」と簡単に言わないこと。
  26. 「解決できなかったらどうするの?」と言われたときのベストな返事とは。
  27. 1つ問題を解決すると、他の問題も解決したくなる。
  28. どうしてもダメなときは、運命だと思って諦めることも肝心。
  29. 問題を解決した後は、反省しよう。
  30. 問題解決癖がついてしまえば、もう怖いものはない。

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