執筆者:水口貴博

童心に返る30の方法

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恥や体裁を気にせず、積極的な質問を心がけよう。ただし、まず自分で調べる努力が欠かせない。

恥や体裁を気にせず、積極的な質問を心がけよう。ただし、まず自分で調べる努力が欠かせない。 | 童心に返る30の方法

子どもは、質問の達人です。

子どもにとって世の中は、不思議に満ちた世界に見えるのでしょう。

知らないことやわからないことがあれば、すぐ質問します。

「これは何ていう名前なの?」

「これはどんな意味なの?」

「どうして○○になるの?」

恥や体裁を気にせず、何でも積極的に質問するのが印象的です。

きっとあなたも親を質問攻めにして困らせた経験があるのではないでしょうか。

ところが私たちは、年齢を重ねて大人になるにつれ、質問の数が減っていく傾向があります。

気になっても「まあいいか」と、スルーをすることが多くなります。

「質問したところで余計な仕事が増えるだけ」と懸念して、好奇心を封印していきます。

質問をしなくなるから、どんどん好奇心が薄れていきます。

好奇心が薄れていくから、さらに質問しなくなるという悪循環です。

時には人目を気にして、質問をためらうこともあるでしょう。

「質問するとばかと思われるのではないか」という不安を覚えます。

大人になるにつれて恥や体裁を気にして、質問を控える傾向が強くなります。

しかし、疑問点や不明点を放置していては童心に返れません。

童心に返るなら、意識的に疑問を持ち、積極的な探求を心がけることが大切です。

固くなった心を柔らかくして、純粋な興味と探究心をよみがえらせることで、童心に返ることができます。

何でもすぐ質問すればいいわけでもない

では、大人も子どものように何でもすぐ質問すればいいかというと、そうではありません。

すぐ質問すると「自分の頭で考えない人」というレッテルを張られることになるでしょう。

「少しは自分で調べたらどうなんだ!」と言われるに違いありません。

大切なのはプロセスです。

不明点・疑問点があるとき、いきなり人に質問するのではなく、まず自分で調べる努力をしましょう。

誰かに質問したい気持ちもあるでしょうが、ぐっとこらえること。

辞書を引いてみたりインターネットで調べたりなど、不明点・疑問点があっても、できるだけ自分の力で解消していきます。

調べるときは「謎解きゲームの感覚」を大切にしましょう。

謎解きゲームをしているつもりになれば、わくわくどきどきしながら楽しく調べていけます。

なかなか疑問が解消されなくても、謎解きゲームと思えば、根気が生まれて粘り強く調べていけるでしょう。

自分なりに努力して調べて、それでも答えが出なくて行き詰まったとき、初めて質問するようにしましょう。

質問の際「こんなふうに調べてみたのですが、どうしてもわからず行き詰まっています」といった言い方ができるようになります。

きちんと調べる努力をしたことが相手に伝われば、快く回答してくれるでしょう。

疑問を持つことは大切ですが、最初は自分で調べることから始めることです。

童心に返る方法(4)
  • 知らないことやわからないことがあれば、そのまま放置するのではなく、積極的に解消していく。
遊ぶときは、目の前のことに集中すること。

童心に返る30の方法

  1. 童心に返るためには、見栄・体裁・損得勘定を捨てること。
  2. まず童心に返ることができると信じる。
  3. 意識的に疑問を持つことから始めよう。
    少しでも疑問が湧いたら、意識的に大きく膨らませる。
  4. 恥や体裁を気にせず、積極的な質問を心がけよう。
    ただし、まず自分で調べる努力が欠かせない。
  5. 遊ぶときは、目の前のことに集中すること。
  6. 新しいことにチャレンジしてみよう。
    驚き・発見・感動は、童心に返るカンフル剤。
  7. 遊園地は、童心に返る場所。
    立場や年齢を忘れ、思いきり遊ぼう。
  8. 動物園や水族館は、童心に返れる癒しスポット。
    たくさんの動物と出会ってたっぷり楽しもう。
  9. 子どものころ夢中になっていた遊びを、久しぶりに楽しんでみる。
  10. おもちゃ売り場を歩くだけで、童心が刺激される。
    気に入ったおもちゃがあれば、自分のために買ってみるのもよし。
  11. ガチャガチャは、童心に返るためにある。
  12. 子どもと水遊びを楽しむ。
    童心や初心を思い出させてくれるひとときとなる。
  13. 幼い子どもと、ままごとをしてみよう。
    大切なことに気づかされるだろう。
  14. 昔の写真を見て、芋づる式に当時の出来事を思い出していこう。
  15. 昔懐かしの駄菓子を買って、童心に返ってみる。
  16. 子ども向けのアニメを見て、童心に返ろう。
    大人になった今だからこそ、見る価値がある。
  17. 子どものころに読んだ童話や昔話を読み返してみよう。
    そこに含まれる教訓や含蓄に気づこう。
  18. 絵本の読み聞かせは、自分のためにしてもいい。
  19. 愛らしいパッケージのお菓子を買って、おいしく味わう。
    おしゃれな箱をそのまま使うのもよし。
  20. 学生時代に書いた作文や卒業文集を読む。
    新しい気づきが得られたり、客観的に自分を振り返ったりできる。
  21. 余裕が出るから笑顔になるのではない。
    笑顔になるから余裕が出る。
  22. 霜柱を踏みつぶして遊ぶ。
    天然のおもちゃは、寒い冬からのプレゼント。
  23. ゲームセンターで1,000円分だけ遊んでみる。
    童心に返って本気で楽しもう。
  24. 雪だるまを作ってたっぷり遊ぼう。
    過去最高サイズにチャレンジしてみるのもよし。
  25. パラパラ漫画が描いてみよう。
    遊び心を爆発させるほど、気晴らしになる。
  26. お祭りの日に露店巡りを楽しもう。
    露店グルメ・露店ゲームを楽しむのも素晴らしい。
  27. 縁日に行って、子どもに交じってゲームを楽しむ。
    隣の子どもをライバルにして遊ぶのもよし。
  28. 季節外れのクリスマスツリーを楽しんでみる。
    1年中飾ってみるのも悪くない。
  29. 季節外れのスイカ割りを楽しんでみる。
    友人とスイカ割りゲームを楽しんでみるのもよし。
  30. オムレツ・オムライスは、絵を描いて食べるもの。
    上手に描けたら、写真を撮って、ブログやSNSにアップしよう。

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