選択肢があったとき、楽なほうを選んでいませんか。
たしかに楽なほうを選んだほうが簡単でしょう。
短い時間ですぐ終わるでしょう。
疲れもストレスも小さいでしょう。
「シンプルに楽なほうを選べばいいだろう」と思うかもしれませんが、ここに落とし穴があります。
楽なほうを選ぶと、そのときはよくても、後から悔やむことになるでしょう。
楽であるゆえに、有意義な時間を過ごせないことが多くなるからです。
楽なことを選ぶと、簡単ですぐ終わるメリットがありますが、同時にそれはデメリットでもあります。
楽なことは、できることや知っていることばかりなので得られることが少ない。
得られるものが少ないと、価値や魅力を感じにくくなります。
楽なほうを選ぶと、刺激は単調で、変化も少なくなります。
つまらない時間が多くなって、短い時間も長く感じられてしまいます。
マンネリ化が生まれ、すぐ飽きてしまいます。
モチベーションが続かず、長く続けることができなければ、スキルアップやキャリア形成にも支障が出ます。
楽であるゆえに、ストレスも緊張感もないため、メンタルを鍛えることも難しい。
むしろ生ぬるい環境のためメンタルが弱っていきます。
楽なほうを選ぶ癖があって、それがエスカレートすると「逃げ癖」に発展します。
得られることが少ない上、メンタルや精神力も弱っていくことになります。
楽なほうを選ぶデメリットをまとめると、以下のようになります。
不毛な時間を過ごしてしまったことを悔やむことになるでしょう。
楽なほうを選ぶから後悔することになるのです。
後悔のない生き方をするなら、選び方に注意しましょう。
選択肢があったときは、楽なほうを選ぶのではありません。
楽しそうなほうを選びましょう。
楽しそうなほうには、わくわく感があります。
楽しく仕事ができます。
楽しそうなほうを選べば、自然と力も出てきます。
積極的になれるので、熱く打ち込めます。
「もっと楽しみたい」「もっと奥を深めたい」という前向きな気持ちにあふれ、自然と集中して取り組めます。
普通の人が見逃すところに着目できます。
自分から新しい課題を見つけ出して、自ら解決法を考え出して、乗り越えていけます。
楽しそうなほうを選ぶと、自然と成長の階段を上っていくことになります。
結果として得られることも多くなります。
楽しい時間を送れる上、得られることも多くなるので、有意義な時間を送れます。
「楽か」と「楽しそうか」はそっくりですが、似て非なるものです。
楽かどうかで判断するのではありません。
楽しそうかどうかで判断しましょう。
楽しそうなほうを選べば後悔しないのです。