親不孝なことをしないことです。
親を大切にしなかったり親を悲しませるようなことをしたりするのはよくありません。
親ほど大切な人はいません。
親は「自分の原点」です。
親子関係は、人生の最も基本的かつ重要な人間関係です。
どんな親であろうと、肯定することが大切です。
親関係が悪い人もいるでしょうが、少なくとも親がいなければ、自分がこの世に存在しなかったのは事実です。
非行や犯罪に手を染めるのは、親を悲しませることになります。
反社会的な生き方は、本人はよくても、親に恥をかかせることになります。
知らず知らずのうちに親不孝をすることもあります。
特に若いころは、親不孝の連続になることも少なくありません。
若さに任せて親にきつく当たることもありますが、できるだけ親不孝を減らしていくことです。
そのときは平気でも、年齢を重ねていくうちに心が変わってきます。
「自分はなんてひどいことをしてしまったのだろう」と思うでしょう。
親が亡くなってからではどうしようもありません。
直接謝ろうにも、本人がいなくなれば謝れません。
「あのときの自分はばかだった」と後悔することになります。
親不孝をすると、いずれ後悔することになります。
人生に深い禍根を残すことになる。
親不孝をした後悔は、人生の晩年に近づくにつれて大きくなります。
世の中には「毒親」も存在します。
親から暴力を受けることもあれば、肉体的・精神的な虐待を受けるケースがあります。
あるいは、子どもと向き合わない親もいるでしょう。
子どもに無関心な親で、十分な愛を与えられてこなかったケースもあるはずです。
残念ながら世の中には、毒親が存在するのも事実です。
たとえ毒親であっても、仕返しなんて考えないことです。
仕返しをしたところで何も生まれません。
仕返しは、悲劇と後悔しか生みません。
お金も時間も体力も無駄遣いになります。
毒親であれば、無理に親孝行をする必要はありませんが、親不孝だけはしないことです。
親を大切にすることは、自分を大切にすることです。
親を大切にしましょう。
親を大切にして、親を喜ばせるようなことをしましょう。
無理をする必要はありませんが、できるかぎりしておきたい。
誕生日には、プレゼントを贈りましょう。
手書きの手紙を添えると、さらに喜ばれます。
父の日や母の日には、日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。
ちょっとした花束でも明るい気持ちになってくれるでしょう。
余裕があれば、親を旅行に連れて行くのもアイデアです。
素晴らしいプレゼントに大喜びされるでしょう。
大きな旅行である必要はありません。
日帰り旅行や一泊旅行など、小さな旅行でも十分です。
生んでくれたことへの感謝も育ててくれたことへの恩返しも、伝えすぎることはありません。
大切なことは「態度や行動で示すこと」です。
心で感謝するのもいいですが、十分とはいえません。
やはりきちんと態度や行動に示してこそ意味があります。
親孝行ができるのも、親が生きているうちです。
親が亡くなってからでは、親孝行ができなくなります。
後悔のない生き方をするためにも、若いうちからどんどん親孝行に取り組みましょう。
親孝行は「やりすぎ」というくらいでちょうどいいのです。
親孝行が足りなくて後悔することはあっても、やりすぎて後悔することはありません。