別れた後、別れた人の悪口を言いたくなるかもしれません。
「別れたい」と思ったくらいなら、大なり小なり、とがめたくなる点があったかもしれません。
しかし、やはり別れた人の悪口は言わないのが賢明です。
人間関係は、どこで、どうつながっているかわかりません。
「相手まで伝わらないだろう」と思って話した悪口が、思わぬ経路で相手に届くことがあります。
「相手は遠いところにいるから大丈夫」と思うかもしれませんが、距離は関係ありません。
現代社会では、インターネットが広く普及しています。
インターネットを通じたつながりがあれば、遠い人との人間関係も簡単に実現します。
メール・ブログ・SNSなど、思いも寄らない経路で相手に伝わる可能性は十分考えられます。
特に悪い話ほど、早く広まります。
もし相手まで伝わると、不快にさせるのは間違いありません。
場合によっては怒らせてしまい、せっかくうまく別れられても、後からトラブルに発展する可能性もあります。
そもそも悪口を言うことは、あなたの品格を落とします。
悪口を慎むのが、大人の姿勢です。
元恋人を悪く言うと「そんな恋人を選んで付き合っていた自分も悪い」という理屈になり、悪口が自分に跳ね返ります。
別れた人であっても、元恋人であったのは事実。
いい思い出に傷をつけないためにも、別れた人の悪口は控えましょう。
理由を聞かれても「自分が未熟だった」「自分に落ち度があった」など、謙虚な発言でとどめておくのが賢明です。