別れた後に注意したいこと。
それは、拒食と過食です。
恋人がいなくなると、心の大きなストレスを抱え、食が偏りやすい傾向があります。
「恋がうまくいかなかったのは太っていたせいだ。もっと痩せなければいけない」
「もっともてる人になりたい。スリムになれば、恋もスムーズになるだろう」
落ち込んでいるとき、食欲が落ちるのはよくあること。
標準体型を大幅に超えているなら、一時的なダイエットも効果的です。
しかし、それが病的なほど偏るのはよくありません。
食事を拒否していると、出る元気も出なくなります。
拒食がひどくなると、美しさを損ねるだけでなく、健康も損ねます。
別れたときのストレス発散が、人によっては食に向かうこともあります。
「別れた後くらい、贅沢に食事やお酒を楽しみたい」
「むしゃくしゃするから、おいしいものを食べたい」
別れの悲しみを紛らせるため、一時的な大食いなら問題ありません。
おいしいものを食べると、元気が出ます。
お酒を飲んでほろ酔いになると、ストレス発散にも役立つでしょう。
しかし、それが長期にわたって過度になるのはよくありません。
おいしいものを食べていると、心に空いた穴が埋まるような気がして、次から次へと食べてしまう。
短期間で体重が一気に増え、気づくと、ボディーラインが乱れているのです。
さて、拒食になるか過食になるかは、人や状況によって異なります。
中には拒食と過食を交互に繰り返し、両方を経験する人もいます。
拒食も過食も、過度になると、健康に悪影響です。
不謹慎ですが、本当の過度になると、命にも関わります。
「自分に限って大丈夫」と思わず、あらかじめ注意しておくことが大切です。