執筆者:水口貴博

つらい就職活動を乗り切る30の心得

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注目すべきは、落ちた数より通過した数。

注目すべきは、落ちた数より通過した数。 | つらい就職活動を乗り切る30の心得

就職活動で注目したいのは、落ちた数ではありません。

通過した数です。

落ちた数を注目すると、だんだん気持ちが落ち込んでくるでしょう。

たとえば、応募書類を、10社に送ったとします。

書類選考があり、審査の結果、7社に落ちて3社に通過したとします。

「情けない。7社も落ちてしまった」と考えるのではありません。

「よかった。3社も通った」と考えるのです。

落ちてしまったのは仕方ありません。

もちろん反省する必要はありますが、反省点さえ見つかれば、むやみに振り返るのはやめましょう。

終わったことは、用事が済めば、さっと忘れることです。

注目すべきは、落ちた数より通過した数です。

通過した数に注目すれば「うまくいった」という達成感が得られます。

落ち込みを最小限に抑え、喜びを最大にできる工夫です。

通った数に注目すれば、気持ちの落ち込みを最小限に抑えることができるでしょう。

つらい就職活動を乗り切る心得(27)
  • 落ちた数より、通過した数に注目する。
内定を辞退する際、理由は正直に言ったほうがいいのか。

つらい就職活動を乗り切る30の心得

  1. 就職活動をしなければいけないと思うから、苦しい。
    就職活動をしようと思えば、楽しくなる。
  2. 軸になる考え方を持つ人は、就職活動に強い。
  3. 「早めの対策」という指針を持つことも、早めの対策。
  4. 就職活動の最新情報にも、目を光らせる。
  5. 就職したい気持ちだけでは採用されない。
    採用に必要なのは、就職に向けた行動。
  6. 資料請求にも、自己PRのチャンスが眠っている。
  7. 「どちらが、より礼儀正しいか」という判断基準で考えれば、適切な選択が見えてくる。
  8. 情報化社会になった今、ITやパソコンをまったく使えないのは致命的。
  9. 手帳選びを間違えれば、就職活動に悪影響が及ぶ可能性もある。
  10. 参加できなかった予定は、消すより、二重線。
  11. 就職活動に疲れているであろう未来の自分を、励ます方法。
  12. 業界用語も、できるだけ普段から使い慣れておく。
  13. 「自分にできるだろうか」という自問自答はいいが、相談は不毛。
  14. OB・OG訪問や面接が夕方以降になる場合、準備しておきたいこと。
  15. 本来、本気なら、ためらいはない。
  16. 学生時代の討論会で、経験値を上げよう。
  17. 日頃のこまめなメモの習慣が、いざというときに役立つ。
  18. エントリーする企業は、多ければ多いほどいいのか。
  19. 必要ないと思っても、テレホンカード1枚くらいは持ちたい。
  20. 学歴が乏しければ、別の点で補えばいい。
  21. 夢とは、いわば、方向。
    本当の生きがいを感じる道。
  22. 新聞を丹念に読むのが苦手な人は、ビジネス誌。
  23. 昨日なかった求人が、今日はあるかもしれない。
  24. 面接中に出された飲み物は、飲んでもいいのか。
  25. 1日3社の面接は最終手段。
    1日2社までが現実的。
  26. 面接を何社も受けているうちに、気持ちが冷めてきたとき。
  27. 注目すべきは、落ちた数より通過した数。
  28. 内定を辞退する際、理由は正直に言ったほうがいいのか。
  29. 嬉しそうな声で、内定を辞退しない。
  30. 内定前も内定後も入社後も、常に必要なのは、自分磨き。

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