約束の時間に注意するのは、面接だけではありません。
電話する時間にも、十分注意する必要があります。
就職活動では、採用担当者から電話の時間を指定されることがあります。
「15時にお電話をください」
そう言われれば、15時ごろに電話しようと思うでしょう。
注意したいのは、ここです。
「15時」が、いつの間にか「15時ごろ」になっている人がいます。
「だいたいでいいではないか」と思いますが、そこなのです。
面接では、時間を1分単位で守るにもかかわらず、電話となると、一転してルーズになる人がいます。
たしかに電話は、面接に比べると、気持ちの面で手軽に感じる人が多いでしょう。
しかし、約束した時間を守る点では、面接も電話も同じです。
電話する時間もまた、企業から指定されているなら、1分単位で守ることが大切です。
「15時」という言葉に油断して、5分や10分など、時間がずれるのはよくありません。
「15時に電話をしてください」と指定されたなら、15時0分に電話するのがマナーです。
たとえ「15時ごろ」という指示であっても、やはり15時0分に電話するのが、最も好印象です。
時間に厳しい採用担当者の場合、こうしたささいな点を確認しています。
電話する時間も、選考に影響する可能性があるのです。