夢を叶えるコツは「量をこなすこと」です。
夢を叶えている人は、決まって、すごい量をこなしています。
映画監督になっている人は、たくさんの映画を見てきています。
プロとして活躍している野球選手は、たくさんの練習をしてきました。
作家になっている人は、たくさん本を読み、たくさん書いています。
生まれたときから映画監督の人はいません。
夢の形である映画監督にしろ、プロ野球選手にしろ、作家にしろ、生まれてから努力をして手に入れた夢です。
なぜ夢を叶えることができたのでしょうか。
量なのです。
自分の大好きなことをどんどん量をこなしていけば、あるときから「質」へと変わるときがやってきます。
一発勝負のまぐれで得た質ではありません。
量をこなして身につけた「本当の質」です。
さらに量をこなすと、質は「才能」へと変わります。
才能を分解してみると、数え切れないくらいたくさんの「量」の塊です。
うまく文章を書きたい人に、コツがあります。
まず「量」をこなせばいいのです。
どれだけ量をこなしたかが、勝負です。
たくさんやっていれば、嫌でもうまくなっています。
生まれて初めて乗る自転車と同じです。
最初は誰も、自転車に乗れません。
私も始め、自転車に乗れませんでした。
毎日近くの神社で、母と祖母に付き添ってもらって、たくさん練習をしていました。
いつからか、ある瞬間から、乗れるようになりました。
乗れるようになったから、もっとたくさん自転車に乗るようになりました。
結果として、自転車の運転が身につきました。
私は最初から自転車に乗れたわけではありません。
練習をたくさんこなして、量を経験した結果なのです。
自分の才能がないからと、すぐ諦めてしまう人がいます。
自分に才能がない人に限って、まだやったことがない人が大半です。
自分に本当に才能があるかないかは、やるだけやってから言う言葉なのです。