上手に発表するには、慣れが大切です。
緊張しないためにも、慣れが大切です。
最初はうまく発表ができなくても、何度も練習をしていくにつれて、だんだんスムーズにできるようになります。
スピーチ・プレゼン・面接など、発表に慣れれば慣れるほど上達して、緊張もしなくなります。
人前での発表に緊張するなら、とにかくまず慣れることから始めましょう。
本番でもリハーサルでもいい。
たくさん場数を経験して慣れていくことが大切です。
いくら練習をしても、なかなか慣れない人もいるでしょう。
何度練習してもなかなか慣れないなら「才能がないせいだ」とぼやきたくなるかもしれません。
たしかに人によって慣れる早さに違いはあります。
先天的な能力の影響で早く慣れる人もいれば、ゆっくり慣れる人もいます。
しかし、違いがあるとはいえ、小さな差です。
慣れに才能は必要ありません。
慣れは、すべての人に備わっている能力です。
必要なのは、練習量のみ。
オリンピックや世界一を目指すなら才能は必要になるかもしれませんが、一般のスピーチやプレゼンなら才能は不要。
慣れる早さに個人差はありますが、十分練習を積み重ねれば、必ずいつかは慣れます。
たとえば、5分のスピーチをしなければならないとします。
何度練習しても慣れないなら、体質や性格の問題ではなく、練習量が足りないだけです。
自分が十分だと思っていても、実際は不足しています。
5回や10回の練習では足りません。
もっと練習量を増やすこと。
人間は、慣れる生き物です。
5分のスピーチでも、100回練習すれば、嫌でも慣れます。
慣れないことを、才能のせいにしないことです。
原因は、単なる努力不足、練習不足。
自分の才能を恨む暇があるなら、1回でも多く練習することです。
練習量こそ、上達と緊張防止の基本です。