執筆者:水口貴博

あがり症対策に役立つ30の基本知識

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慣れに才能は必要ない。慣れは、すべての人に備わっている能力。必要なのは、練習量のみ。

慣れに才能は必要ない。慣れは、すべての人に備わっている能力。必要なのは、練習量のみ。 | あがり症対策に役立つ30の基本知識

上手に発表するには、慣れが大切です。

緊張しないためにも、慣れが大切です。

最初はうまく発表ができなくても、何度も練習をしていくにつれて、だんだんスムーズにできるようになります。

スピーチ・プレゼン・面接など、発表に慣れれば慣れるほど上達して、緊張もしなくなります。

人前での発表に緊張するなら、とにかくまず慣れることから始めましょう。

本番でもリハーサルでもいい。

たくさん場数を経験して慣れていくことが大切です。

いくら練習をしても、なかなか慣れない人もいるでしょう。

何度練習してもなかなか慣れないなら「才能がないせいだ」とぼやきたくなるかもしれません。

たしかに人によって慣れる早さに違いはあります。

先天的な能力の影響で早く慣れる人もいれば、ゆっくり慣れる人もいます。

しかし、違いがあるとはいえ、小さな差です。

慣れに才能は必要ありません。

慣れは、すべての人に備わっている能力です。

必要なのは、練習量のみ。

オリンピックや世界一を目指すなら才能は必要になるかもしれませんが、一般のスピーチやプレゼンなら才能は不要。

慣れる早さに個人差はありますが、十分練習を積み重ねれば、必ずいつかは慣れます。

たとえば、5分のスピーチをしなければならないとします。

何度練習しても慣れないなら、体質や性格の問題ではなく、練習量が足りないだけです。

自分が十分だと思っていても、実際は不足しています。

5回や10回の練習では足りません。

もっと練習量を増やすこと。

人間は、慣れる生き物です。

5分のスピーチでも、100回練習すれば、嫌でも慣れます。

慣れないことを、才能のせいにしないことです。

原因は、単なる努力不足、練習不足。

自分の才能を恨む暇があるなら、1回でも多く練習することです。

練習量こそ、上達と緊張防止の基本です。

あがり症対策に役立つ基本知識(15)
  • 慣れないことを才能のせいにしない。
  • 慣れないなら、慣れるまで練習する。
いつの間にかあがり症が治っていた事例もある。
自然とあがり症が治る事例の共通点とは。

あがり症対策に役立つ30の基本知識

  1. あがり症とは何か。
  2. あがり症になるメカニズム。
  3. あがり症をチェックしよう。
    あがり症によく見られる15の特徴。
  4. あがり症を引き起こす5大原因。
  5. あがり症になりやすい7つの性格。
  6. あがり症になりにくい3つの性格。
  7. あがり症は遺伝なのか。
  8. あがり症は病気なのか。
  9. あがり症を治す薬はあるのか。
  10. あがり症の代表的な3種類の治療法。
  11. あがり症の原因は2つある。
    「人前で話す技術の不足」「上手に話す技術の不足」。
  12. 発表のお手本を見つけて、参考にしよう。
  13. 練習によって自信をつけることが、緊張に強くなる王道。
  14. 「自分はできる」と信じることを、練習をサボることと一緒に考えない。
  15. 慣れに才能は必要ない。
    慣れは、すべての人に備わっている能力。
    必要なのは、練習量のみ。
  16. いつの間にかあがり症が治っていた事例もある。
    自然とあがり症が治る事例の共通点とは。
  17. 場数を踏むだけであがり症が治らない2つの原因とは。
  18. 時間は、短く区切るだけで、時間感覚も変わる。
  19. 緊張して寝られないときの2つの対処法。
  20. 緊張で汗をかきやすい体質についての考え方。
  21. あがり症という短所は、面接でどう説明すればいいのか。
  22. あがり症は、あなたのチャームポイント。
  23. あがり症は、短所ではなく長所。
    素晴らしい可能性が秘められている。
  24. もともとメンタルが弱いから、鍛えても無駄と思わないこと。
    鍛えたことがないからこそ、挑戦する価値がある。
  25. 大切なのは、緊張しないことではなく、結果を出すこと。
    緊張しても、結果を出せればOK。
  26. 発表に失敗したときの人生への悪影響を考えてみる。
  27. 病院は、病気になってから行くところではなく、悩んでいるときに行くところ。
    心療内科で診察を受けてみよう。
  28. あがり症は、大人になっても克服できるのか。
  29. 緊張による下痢は、過敏性腸症候群の可能性を疑う。
  30. 被害妄想が重度の場合、統合失調症の可能性を疑う。

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