執筆者:水口貴博

プレゼン初心者が心がける30の基本

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プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。

プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。 | プレゼン初心者が心がける30の基本

ときどき、プレゼンの技能を、才能によるものだと思う人がいます。

人前で話すのが上手な人。

滑舌のいい人。

情報の整理がうまい人。

そうした得意技を持っている人がいるのもたしかです。

生まれつき備わっている遺伝子の関係で、得手・不得手に大きな個人差があるのも事実です。

それらを「才能」と呼ぶこともあります。

では、才能がない人はプレゼンの技能を身につけられないのかというと、そうではありません。

才能による差は、微々たるものです。

才能より、努力です。

才能より、練習です。

努力と練習を積み重ねれば、技能は誰でも伸ばせます。

たとえ、性格によるものと思われるような技能でも、努力と練習によってできるようになります。

自転車と同じです。

プレゼンは、自転車に乗る練習と同じだと考えましょう。

地面に足をつかずに乗るなんて、才能のたまものだと思います。

誰でも乗れるようになる前は「できるかな。倒れるとけがをしそうだ」と不安や恐怖を感じていたはずです。

しかし、きちんと努力と練習をすれば、誰でも乗れるようになります。

体が動きを覚え「倒れたらどうしよう」という恐怖さえなくなります。

プレゼンも、同じです。

最初は誰でも「自分にはできない」と思いますし「失敗するのが怖い」と考えすぎてしまいます。

しかし、きちんと努力と練習をすれば、誰でもできるようになります。

それだけです。

プレゼン初心者が心がける基本(1)
  • 最初から努力もしないで「自分には無理だ」と思うのは、やめる。
プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。

プレゼン初心者が心がける30の基本

  1. プレゼン・技能は、自転車に乗るのと同じだ。
    大事なのは、才能ではなく、努力と練習の積み重ね。
  2. プレゼンの流れは、聞くより見るほうが早い。
  3. 発表者が資料作成すれば、自然とうまくプレゼンができるようになる。
  4. 緊張を避けたければ、1番目を狙え。
  5. 身ぶり手ぶりは、実は貧乏ゆすりと同じ?
  6. 聞く気のある人に向けて、メッセージを発信する。
  7. 質疑応答は、最後にまとめるほうがいい。
  8. プレゼンにも、自動車と同じ「若葉マーク」がある。
  9. 相手の表情が硬い?もしや、自分のことではありませんか。
  10. 人間は緊張すると、自然と早口になりやすい。
  11. プレゼンでの小さな声は、悪い評価につながりやすい。
  12. 緊張の中では、事前に意識したことさえ忘れてしまう。
  13. 人数分ちょうどの資料を用意してはいけない。
  14. 突然増えるかもしれない参加者のために、余分に用意したい資料の目安。
  15. 「曖昧な表現」も「言い切る表現」も使いにくいときの便利な一言。
  16. 発表者だけが資料を確認しているかぎり、汚点は発見できない。
  17. 資料の棒読みは避けるとはいえ、なかなか難しい。
    棒読みを避ける方法とは。
  18. 現状の問題点を提起してから新商品の説明を始めると、聞き手は興味を示し始める。
  19. 発表者は、ネクタイが曲がっていないか本番前に要チェック。
  20. 1分以上、立て続けに話し続けないこと。
  21. 1セクション5分を心がければ、自然とリズム感が出てくる。
  22. プレゼンで速攻性のある緊張対策。
  23. 新人だからとはいえ、おどおど説明するのは逆に失礼。
    壇上に上がれば、先輩も後輩も関係ない。
  24. プレゼンは芝居だ。
    役者になって演じよう。
  25. あらかじめ下見をして、事前チェックを怠らない。
  26. プレゼンにまとめを作って、後味をよくする。
  27. 質疑応答で、答えられない質問が飛んできた。
    さあ、どうするか。
  28. 居眠りをし始める人が目立ってきたら、一度休憩を入れたほうがいい。
  29. 居眠りが悪とは限らない。
    参加者からのクレームとして受け止める。
  30. 何度も入念にリハーサルをしてこそ、プレゼンはうまくいく。

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