生きるとは、宝を探す冒険のようなものです。
冒険をするとき、できるだけ危険を避けようとします。
やはり安全は大切です。
危険を避けながら、宝を探そうとします。
しかし、安全なところをいくら探しても、宝は見つかりません。
安全なところは、誰でも自由に出入りができます。
誰でも自由に出入りができるから、宝はすでに誰かが持ち去っています。
安全なところに、宝はないのです。
では、どういうところに宝があるのかというと、危険なところです。
危険なところは、誰も近づきません。
誰も近づかないから、宝が眠っています。
勇者は、危険が大好きです。
勇者は「危険なところがあります」とわかれば、喜んで向かいます。
危険の先には、必ず宝箱が隠されているからです。
危険なところへ向かうから、勇者でもあります。
危険なにおいとは、宝のにおいです。
宝を得たいと思えば、危険に立ち向かうのが早いです。
危険であるほど、価値の大きな宝が隠されているでしょう。
そのためにも、日頃から危険を乗り越える力を身につけることです。
安全な道の先に、宝はありません。
宝は、危険な道の先にあります。
危険なにおいとは、宝のにおいです。
価値あるものを得たければ、危険に立ち向かわなければいけないのです。