季節が変われば、衣替えですね。
たんすの奥から、衣類を取り出して、新しい季節に向けて準備をします。
このとき、決まって悩むことがあります。
そうです、防虫剤のにおいです。
洋服やズボンの繊維の奥までしっかり染み込んでいて、なかなか取れないのです。
決して汚れているわけではありませんが、カビが生えたような防虫剤のにおいは、いいにおいとは言えません。
抵抗感があります。
衣替えしたばかりの服を着ると、この防虫剤のにおいが気になって仕方ないのです。
もちろんクリーニングに出せば、きれいに取れますが、すべての衣類をクリーニングに出すのは経済的ではありません。
この防虫剤のにおいを、自宅で簡単に取り除く方法があります。
アイロンがけです。
防虫剤のにおいは、熱と水分に弱い性質があります。
アイロンによる熱と水分が、防虫剤のにおいをリセットして、においを打ち消してくれるのです。
長期間の保存でよれた洋服を、きれいにする効果もありますから、一石二鳥ですね。
アイロンにかけた衣類は、ハンガーに3時間ほど掛けておきましょう。
気になるにおいが、一段ときれいに取れます。
アイロンでは間に合わない大きな布団類は、風通しのよいベランダに干しておくのがおすすめです。
太陽の日差しと風通しによって、においがきれいに取れます。
生活の知恵として、ぜひお役立てください。