執筆者:水口貴博

海外旅行で注意したい30のタブー

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「履きやすい靴」という言葉の裏に潜む、意外な落とし穴。

「履きやすい靴」という言葉の裏に潜む、意外な落とし穴。 | 海外旅行で注意したい30のタブー

海外旅行は、どれだけ歩けるかで楽しめる量が決まります。

特に重要なのは、足です。

観光地にせよショッピングにせよ、歩くのが中心です。

たくさん歩けるほうが、それだけ多くのことを楽しめます。

そこでよく耳にするのが「履きやすい靴」です。

「海外旅行はよく歩くから、履きやすい靴を履いていこう」

多くの人が耳にして、意識することではないでしょうか。

では「履きやすい靴」と聞いて、真っ先にどのような履物を想像しますか。

履きやすい靴と言えば、やはり「サンダル」を想像する人も多いはずです。

タイやハワイのような、気温の高い地域へ海外旅行となると、サンダルを想像する人も多いはずです。

蒸れることがなく、楽ですね。

と言いたいところですが、実際はどうでしょうか。

思っていることと実際では、異なります。

私は、何度か思わぬトラブルになったことがあります。

たしかにサンダルは、履きやすく蒸れにくく、軽くて歩きやすい。

その一方で、ほかの靴とは違い、素足ではきます。

つまり、靴と皮膚が直接触れることになるのです。

これは短距離を歩く分にはいいのです。

しかし、蒸れにくいとはいえ、長距離を歩いていると足も汗をかきます。

素足であるゆえに、汗のせいで摩擦が生じやすくなり痛めやすくなるのです。

また、サンダルは足がむき出しの状態になります。

かどにつま先をぶつけたら爪が割れ、けがをしやすくなります。

足の皮がむけたり、爪が割れたりしてからでは、休んでもすぐは回復できません。

回復までに数日かかり、歩きにくい状態がしばらく続きます。

こういう経験を、私は何度かしました。

履きやすい靴という言葉の裏に潜む、意外な落とし穴です。

サンダルは、必ずしも安全で適切とは限らない。

暑い地域で長距離を歩くなら「履き慣れた靴と靴下」です。

足が多少蒸れても、履き慣れた靴と靴下を一番おすすめします。

海外旅行で注意したいタブー(10)
  • 履き慣れた靴と靴下を履いて、海外旅行へ行く。
急に近寄ってきた親切な人ほど、注意をすること。

海外旅行で注意したい30のタブー

  1. きちんとした服装の人を、見た目で信用するのはタブー。
    プロの泥棒は、意外にも必ず紳士的?
  2. 海外旅行客が大勢やってくる観光地は、犯罪の温床になっている。
  3. 海外では、偽ブランド品を買わない。
  4. 言葉がわからないときは、むやみに返事をしない。
    首を、縦にも横にもふらないこと。
  5. 海外旅行の初日に、絶対にしてはいけないこと。
  6. チップを小銭で渡すのは、逆に失礼。
  7. 枕の下にチップを置くのは不自然。
  8. 日本人特有の枕の下にチップを置く習慣。
    その心とは。
  9. 無料だと思ってみていたら有料チャンネルだった、というトラブル。
  10. 「履きやすい靴」という言葉の裏に潜む、意外な落とし穴。
  11. 急に近寄ってきた親切な人ほど、注意をすること。
  12. ホテルの部屋のテーブルには、むやみにお金や貴重品を置かない。
  13. 巨大美術館を真面目に見て回ろうとしない。
  14. 海外で宗教を聞かれたら「無神論者」とは答えるのはタブー。
  15. 宗教に対する不敬な行動は、慎む。
  16. 旅行先では、ハプニングの方向を見てはいけない。
  17. 命に関わるトラブルでないかぎり「話のネタができた」と開き直るほうがいい。
  18. 長時間のフライト後、すぐビーチで泳ぐのは危ない。
  19. パスポートの有効期限があるからとはいえ、必ず入国できるとは限らない。
  20. 高級ブティックでは、勝手に洋服を触らない、試着しない。
  21. にやにやしながらNoと断る姿は、外国人からは不思議に映る。
  22. 観光地には、写真撮影が許可されていない場所がある。
  23. 赤道に近い国へ旅行に行くなら、普段から日焼け止めを塗っておくほうがいい。
  24. 利用者が破ってしまいやすい、クレジットカードの3つの保険対象外。
  25. クレジットカードの意外な落とし穴。
  26. クレジットカード支払いの上限は、やみくもに高く設定すべきではない。
  27. 海外では批判に関することは、すべてタブーと考えていい。
  28. レストランでワインをオーダーするときは、人差し指に注意?
  29. 貴重品は、他人に預けない。
    預けた相手が、実は安全管理意識の低い人かもしれない。
  30. 博物館・美術館のフロントで荷物を預かろうとする、本当の意味。

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