初めてニューヨークへ行ったとき、楽しみにしている名所がありました。
世界3大美術館の1つである「メトロポリタン美術館」です。
ここに来ずして、ニューヨークへ言ったとはいえないといっても過言ではありません。
ニューヨークへ観光に行くなら、ほとんどの人が立ち寄る名所でしょう。
私が行ったときにも、大勢の観光客で賑わっていました。
お祭りのような人の混雑ぶりです。
世界3大美術館と聞くと「よし! 見てやるぞ!」と気合が入ります。
さすが世界3大美術館なだけあり、広大な敷地です。
広すぎて、美術館の中で迷子になったほどです。
しかし、私はここで大きな失敗をしました。
1つずつ丁寧に見すぎてしまったため、多くの時間だけでなく、体力も気力も使い果たしてしまったのです。
ほかにもニューヨークで見に行きたい場所があったのですが、余裕がなくなりました。
大きな美術館に気合を入れていると大変です。
1日がつぶれます。
そういうことにならないためにも、巨大な美術館は全部を丁寧に見ようとは思わないことです。
では、どうするのか。
あらかじめ見ておきたい目星をつけておき、ポイントを絞って見て回るのがコツです。
ガイドブックには、美術館の見どころが書かれているはずです。
本当に有名な画家の作品や興味のある作品だけ、時間をかけてじっくり見るのがいいでしょう。
ほかの作品は、さっと雰囲気を感じ取るくらいで見るのがコツです。
そのほうが印象に残りやすくなります。