執筆者:水口貴博

海外旅行で心がけたい30の安全対策

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海外では、母国のとき以上にマナーのある行動が必要とされる。

海外では、母国のとき以上にマナーのある行動が必要とされる。 | 海外旅行で心がけたい30の安全対策

海外旅行をしているとき、あなたは母国の代表者です。

象徴です。

その国全体を表現していると見られています。

たとえば、日本人観光客が、アメリカでごみのポイ捨てをしたとします。

それを見たアメリカ人は「日本人は何て品がないのだろう。日本人はみんなこうなのか」と思うでしょう。

実際にごみのポイ捨てをしたのは、1人だけです。

たまたま、その人だけがうっかりごみをポイ捨てしただけなのかもしれません。

しかし、その1人の行動が、その国全体の行動を象徴していると見なされ、国全体のイメージに影響を及ぼしてしまうのです。

逆に、アメリカで日本人が親切に人助けをしたとします。

それを見たアメリカ人は「日本人は何て素晴らしい国民なんだ」と思うでしょう。

大げさかもしれませんが、事実です。

母国から一歩外へ出ると、誰でも国の代表者であり、象徴になります。

ということは、海外旅行をするときの心がけとしては、母国のときよりマナーをよくしなければいけません。

母国でごみのポイ捨てをするより、海外でポイ捨てをするほうが、罪が重くてダメージが大きくなるのです。

ポイ捨てだけに限らず、すべてのマナーに通じることです。

いつもよりマナーを心がける。

少しでも自分の国のイメージを上げるために、海外旅行のときにはいつも以上にマナーを意識した行動を心がけましょう。

海外旅行で心がけたい安全対策(29)
  • 海外旅行では、国の代表としての行動を心がける。
読めないメニューで失敗しない3つの方法。

海外旅行で心がけたい30の安全対策

  1. 海外でも使える携帯電話が1つあれば、多くの手荷物を減らすことができる。
  2. 海外旅行で体調が悪くなったときに起こりやすい悪循環。
  3. お金の支払いは、こそこそするくらいでいい。
  4. トラベラーズチェックは、使えない。
  5. 海外旅行で必要なのは、語学力より主張力。
  6. 海外先のサイズ表示に騙されるな。
  7. サインは、漢字かアルファベットか。
    最も書き慣れた字体で書くほうがいい。
  8. 海外旅行で観光地を見て回るおすすめの順番。
  9. 「貴重品はバッグやカバンの中に入っているはず」その先入観を逆に利用して、安全対策をする。
  10. リコンファームのストレスを小さくする方法。
  11. 信頼できるタクシーを、スムーズかつ確実に捕まえる方法。
  12. 帰りのことまで考えられてこそ、本当の意味で、安全な旅行ができる。
  13. 親切に勧めてくれるサービスを受ける前に、必ず確認しておきたいこと。
  14. 海外旅行の多くの場面は、パスポートのコピーで代用できる。
  15. ロストバゲージのほかに起こりやすい、意外な紛失の2パターン。
  16. カメラのシャッターは現地の人ではなく、観光客に頼んだほうがいい。
  17. 観光地に着いたら、早いうちに高い所へ登るほうがいい。
  18. 恥ずかしがり屋が、海外でトラブルを起こしやすいパターン。
  19. しわと色落ちに強いポリエステルとナイロンは、海外旅行向きの服。
  20. 便利なリュックサックには、意外な危険がある。
  21. 安全であるはずの南京錠の、意外な落とし穴。
  22. おいしい店かどうかを、一目で確認できる3つのポイント。
  23. 私が海外旅行へ行くときのお決まりの格好。
    ポリエステル製の黒のTシャツとブルージーンズ。
  24. あらかじめタブーを勉強して、トラブルを未然に防ぐ。
  25. 海外旅行で酔っても安心して飲める、唯一の場所。
  26. 女性の勘は鑑定士より鋭い。
    そう思った、ある1人の女性の話。
  27. ホテルのドアは、鍵だけで十分と思わない。
    チェーンのドアには必ずチェーンをかけておく。
  28. ホテルのドアをノックされたときの一番安全な対応方法。
  29. 海外では、母国のとき以上にマナーのある行動が必要とされる。
  30. 読めないメニューで失敗しない3つの方法。

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