初めてタイのバンコクへ旅行に行ったとき、言葉がわからなくて大変苦労をしました。
私は、まったくタイ語は話せません。
とりあえず行きの飛行機の中で簡単な挨拶言葉くらいは勉強をしましたが、その程度です。
タイ語はまったく読めない、書けない、聞けない、話せない。
よくもまあ、そんな状態で一人旅をしたものだと思います。
何とかなるだろうという勢いがありました。
私の海外旅行は、だいたい勢いです。
買い物のときに、店員が何を言っているのかわからなくて苦労をしたり、現地の人と値段のことで少し揉めることもありました。
食事をしてお会計をお願いするだけで、一苦労。
そんな語学力ゼロの状態でも、タイ旅行は何とかなりました。
多くの人は「海外旅行は語学力がないとできない」と思っています。
もちろん語学力があれば便利ですが、必須ではありません。
語学力はなくても、海外旅行はできてしまいます。
本当に大切なのは「言葉」ではありません。
「主張力」です。
気持ちを伝えようとする主張力があれば、語学力はなくても、何とかなります。
身ぶり手ぶりという「ボディーランゲージ」。
真剣に訴えようとする「表情」。
必死で伝えようとする「熱意」。
おかしいなと思ったときに指摘ができる「度胸」。
そうしたところに言葉は不要です。
言葉はなくても、主張力があれば、必ず相手に伝わります。
語学力がないから海外は無理というのは、考えすぎです。
むしろ自分に主張力がない人のほうが、海外旅行は危険です。
主張力がないと、海外でトラブルに巻き込まれやすくなります。
自分にどれだけ主張力があるかです。
私は何度か海外旅行へ行き、それに気づきました。