海外旅行では記念撮影をすることがあります。
「誰かシャッターを押してくれる人がいないかな」
きょろきょろしていると、そこへさっと従業員が近づいてきて「シャッターを押してあげますよ」と言ってくれる人がいます。
「ちょうどいいタイミングだ」とお願いしそうになりますが、これはトラブルのもとです。
シャッターを押してもらった後に、チップを請求される場合があるからです。
シャッターを押してもらった後では、チップの請求を断りにくい。
また、状況によっては、現地の人を装った泥棒もいます。
カメラのシャッターを押す瞬間、じっとしますね。
その無防備になった一瞬の隙に、ほかの泥棒と連携をして、バッグなどをさっと盗んで逃げてしまう場合があるのです。
したがって、現地の人にカメラのシャッターをお願いするのはおすすめしません。
もしシャッターを押してもらうなら、現地の人より観光客にお願いをしましょう。
観光客なら、チップを請求されることもなく、泥棒である確率も低いからです。