海外旅行は、大きな変化が一度に襲ってくるものです。
場所が変わると、気温や湿度の変化があります。
時間が変われば、時差ぼけになります。
海外の慣れない雰囲気に、体が極度に緊張します。
小さな変化が少しずつなら体も慣れやすいのですが、急にどんと襲ってくるのが海外旅行です。
そのため、海外旅行で渡航先の初日に体調を崩してしまうケースが多いのです。
ここでよくある悪循環があります。
「せっかくの海外旅行だからじっとできない」
「同行者に迷惑をかける」
感情に負けて、つい無理をしてしまいやすいのです。
無理をして旅行を続けることで、余計に体調を崩します。
半日のみならず、旅行の全日程が台無しになってしまうのです。
これが、海外旅行者に多く見られる悪循環のケースです。
では、こういうときにはどうすればよいのでしょうか。
無理をせず休むのが賢明な判断です。
ほんの少しの休養を取るだけで、回復する場合が多いのです。
少しでも体調が悪くなれば、すぐ休むことです。
悪化するにつれて、回復にも時間がかかります。
小さなうちに手を打っておけば、それだけ回復も早くなります。
少し体調が悪いと思ったら、半日の休憩を取る。
半日が難しければ、3時間でもいいでしょう。
無理をせず、わずかな休憩を取ることで体調が回復し、残りの日程を楽しめるようになります。