執筆者:水口貴博

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

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普段とは何か違う夫から、健康状態が傾きつつあることに気づく。

普段とは何か違う夫から、健康状態が傾きつつあることに気づく。 | 妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

健康状態は、なかなか自分では客観視できません。

夫が多忙な仕事でストレスを抱えていても、わからないことがあります。

ストレスを抱えているときには、自分では気づかないものです。

疲れすぎていると感覚が麻痺まひしてしまうので、気づけません。

そんなとき、いつも夫と一緒にいる妻なら「いつもとは違う夫の様子」に気づくことができるはずです。

これは医者でもできません。

医者は体のチェックをして治療するだけです。

しかし、普段の夫を知っている妻は、いつもの様子を熟知しているからこそ、わずかな変化にも気づけます。

「いつもより表情が暗いなあ。どうしたんだろう」

「いつもより顔色が悪い。疲れがたまっているのかな」

「いつもより目が充血している。目を酷使する仕事があったのかな」

夫がいつもどおりかどうかは、妻だからこそできることですね。

普段の夫とは違う表情・声・姿勢などの変化から、傾きかけている健康状態にいち早く気づくことができるはずです。

そういうときには、次のように話しかけてあげましょう。

「最近、顔色が悪いわよ。大丈夫?」

すると、夫ははっとします。

妻からの的を射た一言で、自分は今ストレスを抱えていることにようやく気づけるからです。

夫は、妻のストレートな言葉から自分を振り返ってチェックできます。

その一言で、崩れつつある健康状態を知るきっかけになります。

夫はすぐ有給休暇をとって休暇を取るような措置ができるでしょう。

倒れてからでは遅い。

倒れる前に気づくことが大切です。

気づくためには、妻からの鋭い一言が必要です。

妻ができることは、夫が疲れているなとわかれば、栄養豊富な献立を作るようにメニューの変更ができます。

お風呂の温度の調節などもできることでしょう。

寒い冬場なら、夫の帰宅時間に合わせて、あらかじめ布団を温めておくこともできるはずです。

最も身近にいるパートナーだからこそ「鋭い診断」と「適切な管理」ができるはずです。

最も身近にいるパートナーだからこそ、夫の健康に関しては遠慮のない意見を言うべきです。

特に女性は、そうしたセンスや変化は、男性以上に敏感なセンサーがあります。

その女性らしい鋭い感性を十二分に活用し、メディカルチェックに生かしていきましょう。

そうした意味では、妻は医者以上に優れた専門医なのです。

妻が心がけたい夫婦円満の心得(3)
  • 夫の優秀な専門医になる。
夫の態度が急変したのは、単に会社でつらいことがあっただけかもしれない。

妻が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 夫にはどこか「甘えたい」という退行欲求がある。
  2. 夫の浮気の原因が、妻になっている場合がある。
  3. 普段とは何か違う夫から、健康状態が傾きつつあることに気づく。
  4. 夫の態度が急変したのは、単に会社でつらいことがあっただけかもしれない。
  5. 男性は、色っぽいものを見るから、欲情に駆られる。
  6. お風呂場には、夫婦の距離が深まる3つの機会がある。
  7. テレビを消せば、改善する。
  8. 夫の話を聞いてからのほうが、妻の話は聞いてもらいやすくなる。
  9. 「一致」も素晴らしいが「不一致」も素晴らしい。
  10. コミュニケーション手段は、多ければ多いほど、いい。
  11. 夫より、夫の親を大事にする。
  12. 夫を陰で支えている大勢の人に、嫉妬するのではなく、感謝する。
  13. 夫は妻の「お疲れさま」という言葉に癒される。
  14. 夫婦円満には、3つの余裕が必要だ。
  15. 女性は、自分の秘めたる才能に気づいていない。
  16. いくつになっても、一緒の布団で寝る。
  17. 夫の交友関係を制限するほうが、浮気に走りやすくなる。
  18. どんなに喧嘩をしても、寝る前までには仲直りをすること。
  19. 料理の腕を磨くと、夫婦の仲がよくなる。
  20. 子どもがいない時期こそ、料理教室に通うチャンスだ!
  21. 妻の指摘は、適度さが大切。
    度が過ぎると毒になる。
  22. 生理のときは、キス・抱擁・手をつなぐだけでもいい。
  23. 夫のプライドを傷つけることは、思っても言わないこと。
  24. 夫のやる気が出るような言葉を言うのが、妻の役目。
  25. 信用は、相手の期待に応えることで、得られるもの。
  26. 月経前症候群(PMS)の苦しみを理解している男性は、少ない。
  27. 妻の愚痴は、夫として気の利いた返事がしにくい。
  28. 夫が苦手とすることは「弱点」と考えるのではなく「個性」と考える。
  29. 夫が苦手なことは、妻がフォローする出番だ。
  30. 夫婦の得手・不得手こそ、夫婦らしい個性や味になる。

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