今の感情を土台にしてできることを、今しておきます。
元気のないときには、元気のないときだからこそできることをします。
人間は、気持ちに反した行動がなかなかうまくできません。
元気が出ないときに「元気を出せ」という人がいます。
それができるなら苦労はしません。
元気がないときには無理に元気を出そうとすると、余計に元気がなくなります。
こういうときには、素直に自分の今の気持ちに従った行動をすればいい。
そのときの感情を追い風にして、前に進みます。
今の気持ちに素直に従うとき、行動力を一番発揮します。
たとえば、犬の散歩です。
元気のないときは、無邪気な犬と一緒に散歩をしたくなります。
元気のないときに、世間のことを何も知らない純真な犬と散歩をすれば、心が癒され、次第に元気を取り戻します。
また「何もしたくない」という気分のときには、何もせずに寝るのが一番です。
普段は忙しくて睡眠不足になっているため、ぐっすり寝るチャンスだと思います。
私は、韓国旅行を目前にしたとき「急に韓国語を勉強したい」という気持ちになったことがあります。
急に「勉強をしたい」という気分になるときがあります。
そういうときの韓国語の勉強は、はかどります。
そういうときには、その素直な気持ちに従って勉強するのが一番です。
私は本屋で「この本を読みたいな」という本と出会えば、すぐ買って、レジを通した瞬間から読み始めます。
そういうときは、速読もできます。
読みたい気持ちがモチベーションになるため、読書がスムーズに進みます。
今のあなたの自然な気持ちに素直に従ってください。
行動力を発揮する、単純な方法なのです。