心の整理のためには、まずインプットを遮断しなければいけません。
整理しているところで、新しい情報が次々入ってくると、できる整理もできなくなります。
インプットを遮断すれば、今、頭の中にある不安や記憶が落ち着いて、整理できます。
夜、寝る前が、最適です。
今日1日を振り返り、言動を反省します。
結果として、自分の内面と向き合うことになります。
では、インプットを遮断する方法とはどんなものがあるのでしょうか。
簡単です。
次のシンプルな3つの方法を、実践すればいいだけです。
心に余裕がないときには、落ち着くために、入ってくる情報を遮断すればいい。
部屋のテレビを消して、音楽を止めて、明かりを消します。
テレビをつけていると、音と映像が流れ、新しい情報が頭の中に入ってきます。
音楽も止めて、静かな部屋にしましょう。
最後に、部屋の明かりを消します。
もちろん完全に真っ暗なら何も見えないので、薄暗い程度まで明かりを落とすくらいでいいでしょう。
部屋の中で1人になると、ほら、これは「あること」になるのです。
瞑想です。
瞑想と聞くと、難しい印象がありますが、実は単純なことです。
部屋で1人になり、テレビ・音楽・明かりを消します。
これだけで瞑想の出来上がりです。
難しくありませんね。
誰でも簡単にできます。
テレビ・音楽・明かりを消すと、あなたが感じるのは自分の心だけになります。
新しく入ってくる情報がなくなるので、今、頭と心の中にあることが浮き彫りになります。
あなたがテレビの映像や音楽、明るさでごまかしていたことが、感じられるようになります。
自分は何がしたいのか、何のために生きているのか、目的達成のために毎日を送ることができているのかと、1人で考えます。
普段の日常生活ではこうした場面はなかなかありませんから、心の整理ができません。
1日の締めくくりとして寝る前に瞑想を取り入れれば、1日の区切りをつけやすくなります。
日中はざわざわとした雑踏があり、自分の心を振り返る時間がなかなかありません。
1日の中で、ほんの10分でかまいません。
瞑想の時間を取り入れると、自分らしい人生が歩めるようになります。