友人と団体で喫茶店に入り、おしゃべりすることがあります。
店内に入ると、団体用のテーブルがありませんでした。
かといって、1つのテーブルでは大きさが不十分です。
仕方なく、自分たちでいくつかのテーブルを寄せて、座ることがあるでしょう。
そこまではいいのですが、その後が大切です。
おしゃべりが終わって店から出るとき、テーブルを寄せたままにしていませんか。
店から出るとき、寄せたテーブルは元に戻しましょう。
「それは店員の仕事だろう」と思いますが、そうではありません。
店員がすぐ気づくとは限りません。
テーブルが寄せたままでは、次のお客さんが座りにくく感じます。
テーブルを元に戻さない人は、ごみを片付けない観光客のようなものです。
そういう人は、旅行に行っても、きっとごみを捨てたまま帰っているのでしょう。
自分たちでテーブルを寄せたなら、自分たちで元に戻すのがマナーです。
席から離れるときにテーブルを元に戻せば、次のお客さんもスムーズに使えます。
そうしたささいなマナーを、店員もしっかり見ています。
「マナーのいいお客さん」と印象に残れば、次に来店するときも、気持ちのよいサービスが受けられるでしょう。