公開日:2024年6月30日
執筆者:水口貴博

新しい趣味を見つける30の方法

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なぜあの人は、多趣味なのか。

なぜあの人は、多趣味なのか。 | 新しい趣味を見つける30の方法

世の中には多趣味な人がいます。

趣味がいくつもあって、本人は毎日充実した日々を送っています。

「筋トレとランニングと登山が趣味です。それから社交ダンスも習っています。自宅で観葉植物も育てています」

同時にいくつもの趣味を楽しんでいて「すごいなあ!」と驚かされるものですね。

大変そうですが、本人はまったく大変そうな様子を見せません。

たくさんの趣味を持っていると、時間と体力が必要で疲れそうですが、いつもけろっとしています。

仕事で忙しいはずなのに、体が2つあるかのように、時間がかかる趣味を楽しんでいます。

多趣味だからといって、特別な才能の持ち主というわけではありません。

大金持ちというわけでもなければ、時間を持て余しているというわけでもありません。

ごく普通の人なのに、たくさんの趣味を持っている人がいるものです。

なぜ多趣味なのか。

とことん自分に正直なのです。

「楽しそうだな」と思ったら、すぐ飛びつきます。

恥も失敗も恐れません。

人目は気にせず、見栄も張りません。

自分を抑え込まず、やりたいことはどんどんやります。

お金がかかるなら、予算の範囲内で楽しもうとします。

少しでも気になったら、軽いフットワークで飛びつきます。

とにかく自分に正直に生きているのです。

人は本来、多趣味です。

世の中は、楽しいことや面白いことに満ちあふれていて、意識しなくても自然と多趣味になってしまいます。

それを実現できないのは、自分を抑え込んでいるからです。

あれこれ言い訳をして、行動をストップさせています。

心をオープンにすれば、興味のあることはたくさん見つかるし、軽いフットワークで動けば、おのずと多趣味になるのです。

多くの時間が必要そうですが、多趣味な人はたいてい「同時並行」が上手です。

音楽を聴きながらランニング、半身浴をしながら読書、散歩をしながらカメラ。

旅行を兼ねてゴルフ、英語の勉強を兼ねて映画鑑賞、ドライブを兼ねてカフェ巡り。

上手に組み合わせると、趣味の同時並行を実現できます。

限られた時間でもたくさんの趣味を楽しめるのです。

多趣味になると疲れそうですが、思っているほどではありません。

人は、楽しいことをしていると、疲れるよりも元気になります。

好きな趣味は、心の充電になると同時に、ストレス解消にもなるからです。

多趣味な人は、好きなことばかりしているので、意外と疲れないのです。

あなたの身近に多趣味な人がいれば、よく観察してみてください。

多趣味であればある人ほど、自分に正直に生きているはずです。

自分を抑え込まず、むしろ素直な自分を表現しているはずです。

上手に趣味を組み合わせ、当たり前のように同時並行させているでしょう。

だから多趣味なのです。

世の中には楽しいことや面白ことがたくさんあるので、自分に正直に生きていれば、おのずと趣味も増えます。

新しい趣味を見つけたいなら、まず実際に体験してみることが大切です。

人目やお金のことを気にしていては腰が重くなってしまい、いつまでも新しいことを始められません。

恥も失敗も恐れず、見栄を張るのもやめましょう。

少しでも興味が湧いたら、即行動です。

勇気が出ないなら、目をつぶればいい。

人の声が気になるなら、耳をふさげばいい。

一度しかない人生ですから、後悔することがないよう、自分の正直に生きることが大切です。

自分の心に正直に生きていれば、おのずと多趣味人間になるのです。

余計なことを考えず、とことん自分に正直になる。

新しい趣味を始めるのは、常に今がベストタイミング。

新しい趣味を始めたとき「もっと早く始めておけば良かった」と思うことがあるかもしれません。

早く始めていれば、もっと知識や技術が身についていたでしょう。

もっと豊富な経験も積めていたでしょう。

もっと多くの趣味仲間と出会えていたかもしれません。

趣味を仕事にできていたかもしれません。

「こんなに楽しい趣味なら、もっと早く出会いたかった」と思うことがあるものですね。

逆に「始めるのがもう少し遅いほうが良かった」と思うことがあるかもしれません。

もっと人生経験を積んだ自分で打ち込めていたかもしれません。

飽きることなく、もっと長く続けられていたかもしれません。

人生の楽しみを後に取っておけたでしょう。

「始めるタイミングは、もう少し遅くても良かったかな」と思うこともあるものです。

しかし、どちらも誤解です。

今のタイミングでいいのです。

遅すぎることも早すぎることもありません。

あなたが新しい趣味を始めるのは、常に今がベストタイミングです。

もっと早く始めておけば良かったと思うことがあるかもしれませんが、誤解です。

早く出会ったとしても、そのときは興味がなく、スルーしていたかもしれません。

早々に飽きていてやめていたかもしれません。

今のような仲間と出会えなかったかもしれません。

始めていたとしても、今ほど時間やお金に余裕がなく、挫折していたかもしれません。

早く始めておけば良かったと思うところですが、ベストとは限らないのです。

始めるタイミングは、もう少し遅くても良かったかなと思うこともあるかもしれませんが、これも誤解です。

遅ければ、そのときはそのときで興味がなくて、スルーしていたかもしれません。

体力や記憶力の衰えがあって、今ほどスムーズにできなかったかもしれません。

ほかのことに忙しくて時間を取られ、今ほど夢中になれていなかったかもしれません。

そもそも生きているかどうかもわかりません。

いつか死ぬし、いつ死ぬのか誰にもわからないのです。

早すぎることも遅すぎることもありません。

始めたタイミングが悪いように思っているなら誤解です。

むしろベストタイミングです。

今のタイミングだから、楽しいと感じているし、楽しむ時間もあります。

今の仲間と出会えているし、仲良く交流ができています。

だからこんなにも夢中になれていて、幸せを実現できているのです。

あなたがその趣味と出会ったのは、運命です。

偶然であり、必然なのです。

ベストタイミングに気づいて、ますます趣味に打ち込みましょう。

新しい趣味を見つける方法(29)
  • 新しい趣味を始めるときは、常に今がベストタイミングだと考える。
なかなか趣味が見つからないのは、本気になっていないからだ。

新しい趣味を見つける30の方法

  1. 「経験の食わず嫌い」をしていませんか。
  2. 無趣味の人に必要なのは、三日坊主。
  3. 新しい趣味を見つけるには、自分の興味関心に従うだけでいい。
  4. 気になる習い事を見つけたら、放っておかない。
  5. 好きなこと・興味のあることを書き出してみよう。
  6. 新しい趣味を始めるのに、遅すぎることはない。
  7. 趣味を楽しむのに、資格も年齢制限もない。
    趣味の門戸はすべての人に開かれている。
  8. 自分にぴったり合った趣味を探そうとしないこと。
  9. 人の趣味に興味を持つことは、新しい趣味の入り口になる。
  10. 無料体験やお試し期間があれば、どしどし活用しよう。
  11. 趣味を勧められたとき、うわべの返事で終わらせない。
  12. 「よかったら、一緒にやってみない?」と誘われたらチャンス。
  13. ぴんと来ないのは、楽しみ方を知らないだけかもしれない。
  14. 趣味がない人は「趣味を作ること」を楽しもう。
    趣味がある人は「新しい趣味を作ること」を楽しもう。
  15. 「趣味一覧」「趣味ランキング」を参考にしよう。
  16. 新しい趣味を「普通に」始めてはいけない。
  17. 友人におすすめの趣味を聞いてみると、面白い発見があるかもしれない。
  18. 「好きな人の趣味」という理由で、同じ趣味を始めてみるのもあり。
  19. 今の趣味に関係していることなら、新しい趣味を始めやすい。
  20. 趣味かどうか決めるのは、自分。
    人から趣味を否定されても、気にしなくていい。
  21. 「あの人は趣味をする暇があっていいな」と思ったときに気づいてほしいこと。
  22. 趣味でギャンブルを楽しむなら、使える金額を決めておくこと。
  23. いつの間にかやらなくなった趣味はありませんか。
  24. 無趣味の人は、実は趣味を持っている。
    自分では気づいていないだけ。
  25. 興味があるとはいえ、法に触れることだけは、慎まなければならない。
  26. 興味が移り変わることもある。
    新しい趣味に興味を持ったら、どんどんチャレンジするのが正解。
  27. 就活対策で始める趣味もあっていい。
  28. なぜあの人は、多趣味なのか。
  29. なかなか趣味が見つからないのは、本気になっていないからだ。

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